みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

コロナ・ワクチンとアナフラキシー

 

生まれて初めてアナフラキシーに・・・

3年前、心身のストレスが腸にきて、周囲から「やつれたんじゃないの」と心配されるほど体重が減っていた。5月の午後2時頃ベランダにいた時に、強烈な日差しが雲の間からさし込み、左目に激しい焼きつくような痛みを感じた。

鏡を見たら両目が充血して腫れ、異変は顔全体、耳穴、鼻、唇、喉と降りてきた。心臓がドキドキして、お腹の辺りも変。これはよく聞くアナフラキシーに違いないと思い、近くのかかりつけ医に電話をした。

医師が点滴の用意をして待っているからといってくれたので、自転車で向かった。看護師から「普通は救急車で来るのに」と笑われたが、救急車よりも自転車の方が早い。5分で着いた。すぐにベッドに横になり点滴を受けていると、腫れが身体からすーっと引いて身体が楽になっていくのが実感できた。

ただ原因物質は食べ物ではないことがわかったが、特定できなかった。大学病院の総合診療科を紹介され、診察の結果、免疫力が低下している時は、黄砂に含まれる化学物質などでもアレルギー反応が出ることがあるといわれた。私にとっては雲をつかむような話で、原因物質はわからないまま。ただ免疫力低下の予兆は前年からあって、ダニに喰われると皮膚に赤いポッチが残ったが、太もも全体が薄いピンク色に腫れるようになった。

しかし当時のことを細かくたどると、アナフラキシーの原因は、5月の午後2時の、あの強烈な太陽光線以外に考えられない。日光過敏症という病気もあるくらいだし。

その頃から比べると、今は自分の腸に合った乳酸菌がわかったせいか、腸の調子が改善し、体重も増えた。3年前よりも免疫力が改善していると思う。

 さて、コロナウィルスのワクチン接種は医療従事者から始まったが、アナフラキシーをやった人は接種しない方がよいとか、副作用の懸念がいわれ、どうしたものかと迷っている。世界中を巻き込んでいるコロナウィルス。変異ウィルスは感染率、重症化率が高いなどといわれるが、今までに経験のないことなので、毎日更新される情報を注視しするしかない。基礎疾患のある高齢者は5月頃から接種する手筈らしいが、私は副作用がどういうものか、事例を見てから決めたいと思う。