2005-06-13 七三一部隊を読む 東京大空襲を調べているうちに近・現代史にのめりこんでいる。へえ〜こういうことあったんだ、とおもしろい。 昨日は吉村昭著「東京の戦争」、今日は吉永春子著「七三一」追撃・そのとき幹部達は・・・を読む。七三一部隊の石井四郎隊長は当時閣下と呼ばれていた。人体実験のデーターを欲しいアメリカと取引し、戦犯にもならず免責された。 これがドイツだったら、ナチスの幹部はユダヤ人組織に世界の果てまで執念深く追撃され、裁判にかけられた。日本は戦争犯罪や責任の所在をうやむやにしたから、いつまでも戦争の影を引きずるんだね。 吉永春子作七三一部隊のドキュメントが近く都内で上映されるらしい。あちこちで上映してほしい。