みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

2009-01-01から1年間の記事一覧

初冬の東郷神社

通院している眼科が原宿駅近くにあって、最初はクリニックの案内どおりに竹下通りを通って行った。竹下通りというのは若い子たちのメッカみたいな場所で、道の両側から流れる音楽といい、私のようなオバサンは場違いもいいとこ。たまたま東郷神社のわきの道…

昭和のくらし博物館

東京大空襲訴訟判決についてのニュースを食器洗いの手を休めて見入る。 国会が立法を通じて解決すべき問題というのがどういうことかわからない。軍人や軍属には手厚い軍人恩給が支給されるのに、空襲被災者は何も救済されないというのは、当事者たちが訴訟を…

子規庵

小春日和を通り越す陽気の昨日、子規庵を目指した。 鶯谷で降りて、根岸に向かって歩く。徒歩8分、地図で見るとすぐのはずが、迷路に足を踏み入れてしまった。どの路地もラブホだらけ。道を尋ねようにも人影はないし、たまに歩いている人がいても言葉をかけ…

司馬遼太郎「昭和という国家」

影絵さんお薦めの本、「昭和という国家」を読んだ。 NHK教育テレビで司馬遼太郎が1986(昭和61)年から話したのを本としてまとめたもの。番外編として田中彰氏の感想、番組担当者の制作余話があったことでより深く司馬史観というものが胸に落ちた。実…

小春日和 干し柿

農家の庭先販売で渋柿を買い、干し柿を作り始めて今年で3年目。 東京で、団地のベランダでもおいしい干し柿が出来る、といっても反応は半信半疑。食べてみて納得してもらえる。 昨日が干して十日目、皮がかため、中はジューシーでちょうど食べごろ。友達と…

昭和前期 何が魔法をかけたのか 

先日、NHK教育テレビETV特集で、1986年に放映された司馬遼太郎の雑談「昭和への道」第一回 何が魔法をかけたのか をみる。大正12年生まれの司馬遼太郎は、学徒動員で満州に出征した体験を経て敗戦を迎える。ノモンハン、中国侵略、太平洋戦争に…

 テレビで戦記

今年はテレビで見ごたえのあるドキュメンタリー番組やドラマがあった。沖縄戦が終わり、白旗をくくりつけた棒を手にして、米軍に投降する女の子の写真を何かの折に目にすることがあり、不思議な印象を覚えたものだ。 その少女が大人になって書いた手記をもと…

兵隊はこうして作られる

今年の8月12〜16日まで第30回平和のための戦争展が、新宿スペース・ゼロ ギャラリーで開催された。 ここで、陸軍の三八式歩兵銃の現物をはじめて見た。持ち上げてみたら、ずっしり重い。こういうのを担いで行軍するのはきつかっただろうな。 14日は…

書見台

金木犀の香りが漂う季節になりました。9ヶ月半もブログをお休みしたんですね。 鍼や温灸、低周波の治療を受けています。少しずつ良くなっているような気がしますが、体調に波があります。下向きの姿勢や同じ姿勢をとり続けるのはよくないというので、書見台…