みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

東京大空襲を語り継ぐつどい

東京大空襲を語り継ぐつどい ー東京大空襲・戦災資料センター開館5周年
江東区亀戸 カメリアホール  

400人入るホールは満杯、壁際に並び、通路に座る人たち。見渡したところ80代が多い。

体験を語り継ぐ、というのは生やさしくない。いつも思うのは被災者たちの同窓会 的になってしまっていること。
場違いの所にきた感じで、ほとんど寝てしまった。
収穫は東京大空襲・戦災資料センターが充実して、「戦争災害研究室」が設立されたこと。
ニュースNO・9に、空襲で生き別れになった家族の名前や場所を探す問い合わせが増えているという記事があった。
「名前」や「場所」を探しているという相談があったら、センターでまでお寄せください。とある。


私のサイト「東京大空襲と下北沢」を見て、メールをくださった三重県にお住まいの男性の家族。
8歳で空襲に遭い、手をつないで逃げた母親とはぐれ、気がついたら別の人の手を握っていたという。
それ以来母親とは逢えないまま。
この資料センターで手ががりが見つかるだろうか。

帰宅してNHK首都圏ニュースを見ていたら、このつどいが放映された。体験者の話、井上ひさし氏の講演 の部分、そして会場にカメラがパーンする。その中にコワイ顔した私がいるのを見つけた。