みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

反石原で一つになっちゃえ

kawanomiti2007-04-01

今日はいつもの三人組でお出かけ。千鳥が淵でお花見。
人出が多くじっくり桜を見るどころではない。
女三人寄れば花より団子ならぬ、おしゃべりに忙しい。それでも戦没者霊園に寄り、菊の花を一輪ずつ捧げ手を合わせた。
千鳥が淵戦没者霊園は場内に桜の木がなかった。目に付くのは武蔵野の木である欅の大木。
靖国神社と違いものものしさがなく、拍子抜けするくらいあっさりした所だった。


食事をする場所がないので銀座に出る。有楽町マリオンの前で浅野候補の女性勝手連がパフォーマンスを繰り広げていた。
マイクを握っているのは上野千鶴子女史のようだ。動物のぬいぐるみを着た人、歌い踊る人、しかし、通行人にアピールする力は弱い。


銀座4丁目交差点では浅野史郎候補の宣伝カーが止まり、湯川れい子、細川元首相夫人佳代子さん、浅野史郎氏が演説をしていた。
宣伝カーの前に車イスの障害者たちが陣取る。カメラを構えた報道陣、それから三越デパート前まで続く青い波。
浅野史郎氏の演説はうまいとはいえない。それをカバーするがごとく、湯川れい子さん、障害者の支援をしている細川佳代子さんが、通行人を立ち止まらせる演説をしていた。私の隣にいる青年は川田龍平さんだ。
障害者がいい表情をしている。浅野史郎氏の政治をあきらめるな。という呼びかけは胸にストンと落ちる。

午後2時 やっと三越裏の中華食堂で昼食を取る。一番若い友人は、候補者の中では黒川紀章氏の政策がおもしろいという。
たしかに黒川氏の政策はユニークで、しかも共感できて、話もわかりやすい。しかし、都知事を一期しかやらないとか、無報酬でやるとか、本気でやろうという感じがしない。
吉田氏は善戦しているようだが、到底当選ラインには及ばない。三人が本気で石原都政を終わらせたいのであれば、都民第一に考えるなら、反石原で結束できないだろうか。一番得票が多いであろう浅野氏で一本化し、黒川、吉田氏は得意分野で浅野都政に加わり要職につく。すごい名案だと思うが、平成の坂本竜馬はいませんか。

それはもう石原都知事のおかげで黒煙を上げて走る車がなくなったことは評価したい。しかし、生殖を年齢を過ぎた女性に対するババア発言、マイノリティを差別する発言、外国を侮辱する言動など、都知事としてふさわしくないどころか、都民として恥ずかしくてたまらない。これらがきちんと報道されていたなら、有権者の判断は違うものになるだろう。メディアの責任は重い。