みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

介護業界の将軍様(裸の王様)

訪問介護最大手事業所コムスンの指定取り消し問題が新聞やテレビを賑わしている。
介護報酬は国が安く抑えているため、儲かる仕事ではないのだが、コムスンだけは六本木ヒルズに本社を構え、莫大なお金をコマーシャルにつぎ込み、一体どうなってるのだか、不思議でならなかった。
折口会長は、ジュリアナ東京というディスコを立ち上げ、儲けた人だ。
軽井沢に別荘持ち、自家用飛行機に高級乗用車・・・
しかしながら、介護の現場で働く介護職員は重労働なのに安い賃金で働いている。
コムスンニチイ学館を退職したケアマネに聞いたが、ノルマが厳しく、金儲け主義ということだった。真面目で一生懸命やっていた若いヘルパーがいたな。みんな報道見てどう思っているんだろう。

介護保険制度は担い手が不足し、制度も混迷している。国は小手先の調整を繰り返し、利用者や現場を混乱させるのはやめてくれ。
介護保険制度の現状、望ましい介護、財政負担をぶっちゃけておおっぴらにし、仕切り直さないと持たんよ。

景気が良くて浮かれている人たち、あんたにも老いは必ずくる。もっとも歳を取るのは悪いことばかりではないがね。