みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

未破裂脳動脈瘤手術後2か月

 コイル塞栓手術受けて、2か月後の経過報告。11月末に外来に行き、主治医から手術前と手術翌日のMRIの画像を並べて説明を受けた。きちんとコイルが入っているので、旅行でも何でもしてもよいといわれる。4月に手術半年後のMRI検査を受け、その後も経過を診ていくことになる。
 改めて医師への感謝の気持ちが湧き、気持ちが晴ればれとした。でも医師は手術の結果、ちゃんとコイルが塞いでいるかどうかに関心がいき、体全体への影響を説明してくれない。医師は手術が立て込んでいて多忙である。担当看護師が入院の際に看護計画書を作成しているのだから、医師と連携してケアの部分をサポートしてほしいと思う。看護師はよくやっているがやはり忙がしそう、医師との連携が院内でシステムとして機能しているように見えない。他のコイル塞栓術を受けた人のその後の経過を知りたい。

 脳血管内治療(コイル塞栓術)の場合、造影剤を入れ放射線(エックス線)による画像を見ながらの手術なわけで、1000ミリシーベルトでリンパ球の減少、皮膚障害、2000ミリシーベルトで水晶体へのダメージが出るとされている。
私のように手術が順調にいっても、通常の手術で約2グレイ(2000ミリシーベルト)、カテーテル検査で約1グレイの放射線(エックス線)を浴びるといわれている。これが難しいケースであったり、手技に手間取れば被ばく量は増え、2000〜3000ミリシーベルトでは脱毛するとなっている。
 私の皮膚、目、口の乾燥は確かに進んでいる。寝る時にアイマスク、口には濡れマスクをし、枕元に目薬、水を置いて適宜補給をしている。それで特に支障はないが、まだ旅行する気分にはなれない。水晶体への影響は近いうちに掛かりつけの眼科医を受診する予定。