みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

感染予防 手作りグッズ 

 

  食事しながらお喋りできる 

  簡単すぎるフェースシールド

 

新型コロナウィルスは、今や家庭内にも感染が広がりはじめた。

大きな屋敷ならともかく、狭い家に住む庶民にとっては逃げ場がない。まず家族で食卓を囲む時、どうしていますか。

政府コロナ分科会の尾身会長が、マスクの片方を外して食べ物を一口ごくんといれ、またマスクをして口をもぐもぐゴクン という食事作法をテレビで公開していた。 それやってる人いますか?

尾身会長ご自身がそれ続けてるとしたら尊敬しちゃいますけどね。

 

一人暮らしの私は、月に一度くらい友達を招いてお喋りをすることがある。専門家が推奨する基本的な予防策、歯磨きと口腔内の清潔を心がけ、手洗い、うがい、人との距離を取り、部屋の換気を行う。

 

 問題は飲んだり食べたりする時

コロナウィルスは唾液の飛沫によるエアルゾル感染があぶないといわれる。外食の店ではカウンターの前と横に、透明の間仕切りを置いて予防しているが、家で会食をするときはどうしたらよいだろう。

 4月頃だったか、緊急事態宣言が出てマスク不足が深刻になった頃、ツィッター画面に英語圏からフェースシールドの型紙が流れてきた。その型紙を参考にして、食事もできるフェースシードルを作ることにした。

フェースシールドの裾の部分に余裕を持たせ、かぶったまま下から飲み物や食べ物を口に入れて、食事をしたりおしゃべりができる。

尾身会長のマスク片方外して口に入れてもぐもぐより、ずっと簡単だ。それに驚くほど安価にできる。 たくさん作って災害用にも備えたい。

 

材 料 

① 張りのある透明な長方形の袋クリアパック(ポリプロピリン 30ミクロン 縦310ミリ 横40ミリ)

ホームセンターに100枚千円ほどで売っている。つまり一枚10円位でできちゃうってこと。

もう少し厚みがあると丈夫でよいと思う。製造元(FRONTIER℡ 06-6264-6500)に問い合わせたら手に入るかも。

②好みのリボンテープと接着テープ 百均で買える

 

用意するもの 

ハサミ

作り方

頭の大きさにあわせて、写真を参考に、透明の袋をハサミでカットする。右側リボンのついた方は頭の後ろになるので、切り開く。リボンをつけるのは最後。左側上部は頭の上になるので、頭の大きさに合わせてカット。最初は小さめに切り取り、被ってから調整するとよい。

右側上部頭の後ろを丸くカットする。シールドの裾下から飲み食いします。

(左側が顔正面)

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間仕切り

用意する物

食卓の中央に透明のプラスチック製板を置き、家にある縦長のブックスタンド4個ではさむだけ。

透明の板はホームセンターで購入、アクリサンデー(株)という会社の製品で千数百円位。燃焼性と記されているので、卓上コンロとか火を使う時は注意が必要。

 家庭で対面で食事をする際は、間仕切りを立て、対角線に座り、このフェースシードルをつける。この間仕切りは必要ないときはすぐ仕舞え、場所をとらないのが利点。

 

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加湿対策 冬の乾燥期を前に

喉などが乾燥するとコロナウィルスに感染しやすいといわれる。

加湿器は掃除をサボるとレジオネラ菌をばらまくことになるので、

注意が必要だ。ケアマネージャーをしていた時、訪問看護ステーションの管理者に、「高齢者に加湿器は絶対薦めないで」といわれたことがある。高齢者は免疫力が低下するため、肺炎になり重症化しやすい。加湿器よりも洗濯物をぶら下げたほうがよいといっていた。

加湿器の掃除はけっこう忘れがち。浴槽でも加湿器でもヌルヌルしてしまうのはレジオネラ菌によるもの。温泉で死者が出たことがあった。

私は数年前から、ポリエステル紙製のおしゃれな加湿グッズ、「ミスティガーデン2nd」を購入し使っている。一度受け皿を買えば、交換フィルターのみ購入。器に切り抜かれた紙を差し込むだけ。電気は使わず、掃除といっても受け皿と紙を洗うだけなので、簡単。アートなデザインに癒やされる。

これで6畳間の湿度が60パーセントを超える。ドライアイがあるので、小さい方はパソコンわきに置いている。

 ミスティガーデン2nd              

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自己責任といわれても

韓国、台湾、ニュージーランド、中国など、早期からPCR検査を国民にひんぱんに行い、感染を封じ込めた国もある。わが日本国ではPCR検査も金持ちか有名人でないと簡単に受けられない。いつからか何でも自己責任といわれ、庶民はGoToトラベルも縁がなく、不自由な自粛生活を耐えている。しかしながら無症状感染者が自覚しないまま感染を広げているわけで、これは国が責任を持って対策すべきことではないか。

それでも楽しみは身近なところにある。親しい友人と家で手料理を食べながらのお喋り、知恵を絞ればコロナ時代ならではの楽しみ方が見つかるかもしれない。