コロナ感染予防に
食事しながらお喋りもできる
簡単フェースシールドを作ろう
新型コロナウィルスは、今や家庭内にも感染が広がりはじめた。
大きな屋敷ならともかく、狭い家に住む庶民にとっては逃げ場がない。まず家族で食卓を囲む時、どうしていますか。
政府コロナ分科会の尾身会長が、マスクの片方を外して食べ物を一口ごくんといれ、またマスクをして口をもぐもぐゴクン という食事作法をテレビで公開していた。!? そんなことお店や家庭でやってる人いますか。尾身会長ご自身で本当にそれやっていますか。それならそれで尊敬しちゃうけど。
私は一人暮らしなので、普段はマスクなしで暮らしているが、月に一度くらい友達を招いてお喋りをすることがある。
専門家が推奨する基本的な予防策、手洗い、うがい、歯磨きと口腔内の清潔を保つ、人との距離を取り、部屋の換気を行う。
問題は飲んだり食べたりする時である。コロナウィルスは唾液の飛沫によるエアルゾル感染があぶないといわれる。外食の店ではカウンターの前に、透明の間仕切りを置いて予防しているが、家で会食をするときはどうしたらよいだろう。
4月頃だったか、緊急事態宣言が出てマスク不足が顕著になった頃、ツィッター画面に英語圏からフェースシールドの型紙が流れてきた。その型紙を参考にして、食事もできるフェースシードルを作ることにした。
フェースシールドの裾の部分に余裕を持たせ、かぶったまま下から飲み物や食べ物を口に入れて、食事をしたりおしゃべりができる。
尾身会長のマスク片方外して口に入れてもぐもぐより、ずっと簡単だ。それに驚くほど安価にできる。 たくさん作って災害用にも備えたい。
材 料
① 張りのある透明な長方形の袋クリアパック(ポリプロピリン 30ミクロン 縦310ミリ 横40ミリ)
ホームセンターに100枚千円ほどで売っている。つまり一枚10円位でできちゃうってこと。
もう少し厚みがあると丈夫でよいと思う。製造元(FRONTIER℡ 06-6264-6500)に問い合わせたら手に入るかも。
②好みのリボンテープと接着テープ 百均で買える
用意するもの
ハサミ
作り方
頭の大きさにあわせて、写真を参考に、透明の袋をハサミでカットする。右側リボンのついた方は頭の後ろになるので、切り開く。リボンをつけるのは最後。左側上部は頭の上になるので、頭の大きさに合わせてカット。
最初は小さめに切り取り、被ってから調整するとよい。
右側上部頭の後ろを丸くカットする。
真下は裾の部分、顔がすっぽりかぶる長さで、後ろにむかってカーブさせるとすっきり見える。
最後に被って見て、リボンテープを後ろ側に貼り付けてサイズを調整する。裾幅に余裕を持たせた方が、下から口に食べ物を入れやすい。お子さんと下の方に絵を描いたり、シールを貼っても楽しい。
間仕切り
用意する物
食卓の中央に透明の板を置き、家にある縦長のブックスタンド4個ではさむだけ。
透明の板はホームセンターで購入、アクリサンデー(株)という会社の製品で千数百円位。燃焼性と記されているので、卓上コンロとか火を使う時は注意してね。
家庭で対面で食事をする際は、間仕切りを立て、対角線に座り、このフェースシードルをつける。この間仕切りは必要ないときはすぐ仕舞えるのが利点。食事がすんだらまたマスクをする。
加湿バツグン アートなグッズを購入
常に感染症専門家の最新情報をチェックし、これから冬の季節を前に、加湿対策を加える。加湿器は掃除をおこたるとレジオネラ菌をばらまくことになる。
私は数年前から、ポリエステルの紙を使ったかわいらしい加湿グッズを購入し使っている。器に水を入れて、ギザギザに切り抜かれた紙を差し込むだけ。掃除がとても簡単な上に癒やされる。これで6畳の室内の湿度が60パーセントになる。
下のは小さい折りたたみ式。ドライアイのため、パソコンのわきに置いている。
この加湿グッズの発売先は、http://ミクニライフ&オート
自己責任といわれても
韓国、台湾、ニュージーランド、中国など、早期からPCR検査を国民にひんぱんに行い、感染を封じ込めた国もある。わが日本国ではPCR検査も金持ちか有名人でないと簡単に受けられない。いつからか何でも自己責任といわれ、庶民はGoToトラベルも縁がなく、不自由な自粛生活を耐えている。
とはいうものの楽しみは身近なところにある。知恵を絞り親しい友人と家庭料理を共にし、お喋りを楽しみたい。