みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

菊の香りに

今日は歯科受診の日

小春日和のベランダで洗濯物を干していたら、歯科医院から電話。「10時のご予約のはずですが」 「え! 11時じゃなかった?」

診察券を見ると10時になっている。あわてて歯磨きして、歩いて5分ほどの距離の歯科医院に駆けつける。

予約日が11日なので、時間も勘違いしてしまったようだ。この頃うっかりミスや忘れものが多くて困ったものだ。

 

歯科医院の医師も、受付の女性も感じがよいので、開院した時からかかっている。現在は三ヶ月に一回受診し、歯石の除去を中心に歯のチェックをしてもらっている。

以前は若い歯科衛生士がいたが、コロナ禍のせいかどうか知らないが、医師一人で治療をこなしていて忙しそう。

 

私は自分の歯が27本ある。私の年齢でこれだけ残っているのは珍しいそうだ。ただ歯を噛みしめる癖があるらしく、上の両側、親知らず2本はヒビが入りブリッジで固定している。

歯の数が多いと歯磨きもくたびれる。医師に、抜けたらそのままにしてくださいと頼んでいる。

 

菊の花束を配るじいさま 

歯科が終わってから、その足でいつものじいさまの畑に向かう。

道を挟んで兄弟で分けている畑、お兄さんの畑の無人販売所は売り切れ。弟さんの方に小カブとシークワーサがあったので、一袋ずつ買った。代金2百円払うと、無造作に置いてある菊の花束を「よかったらどうぞ」と手渡された。

畑の周囲を垣根代わりに彩る菊の花。ありがたく頂き胸に抱えると、菊の香りがふわっとたちのぼった。

 

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朝の小学生の登校時に、じいさまたちが横断歩道で旗を持ち、子どもたちの交通安全の手助けをしているのを見た。地域全体に高齢者のボランティア意識が高い。

 

しかしすべての農家がそうなのではなく、一つ道路を離れると、柿の木畑で、食べ頃の柿を地面に落ちるにまかせている畑もある。

お金もなくお腹を空かしている子どもたちもいるという。そういう子らに、木になっている柿の実をもぎとらせてあげてほしい。