みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

アポ電詐欺 その後

  石川五右衛門さんに聞いてみな

 

アポ電詐欺さわぎから早や2ヶ月。警官に防犯対策を取るよういわれ電話番号を変えたら、売り込み電話や詐欺まがいの電話もかかってこなくなった。静かに暮らせてうれしい。普段は留守電にし、またドアにはセンサーライト(2千円ちょっと。ホームセンター、ニトリなどで販売してる)やドアホンカメラ(ネットで2万円以内で買える)をつけた。それほど費用もかからずに防犯対策ができそう。だが敵もさるもの、新たな手口を考えているだろう。油断は禁物じゃ。

前回ブログにも書いたが、夕方6時台のNHK「ストップ詐欺被害 私はだまされない」の知識で止まっている周囲の人たちに、「まさかのアポ電詐欺」というタイトルの、A4版、5ページの体験記を書いて配った。

詐欺を通り越して、命の危険にまで及ぶ強盗にまでエスカレートしている現実を知り、

離れて住む身内にも送りたいからコピーしていいかと聞かれた。

 

両面印刷のホッチキス止めをはずしてコピーするのも大変と思い、結局50部ほどプリンターで印刷し全部はけた。はてなブログでは反響がなかったが、シニアの人たちから「よくまとめましたね」と、ねぎらいと共感をいただいた。

 

近況を伝えるついでに地方に住む弟や妹にも送ったところ、一つ年下の弟から葉書が届いた。それに石川五右衛門の辞世の歌が引用されていた。

   石川や浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽き無し

      石川五右衛門の辞世の歌

 

石川五右衛門は安土桃山時代の大泥棒で、捕らえられて秀吉に釜茹での刑に処せられた。恐ろしい刑に処されようとも、盗賊や詐欺師はなくなりませんよ。ということを本当に五右衛門さんが詠んだかどうかは不明らしい。

若い頃旅先で五右衛門風呂しかない宿で、石川五右衛門の釜茹での話を思い出し、恐る恐る入った事を思い出した。