みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

今年も加湿はミスティガーデン

北風のうなる夜

年末寒波とかでエアコンつけっ放し。ドライアイ症なので眼が痛い。

というわけで今年も乾燥対策はミスティガーデン。昨年はブルーにしたが、今年は黄緑色を選んだ。昨年購入した器に水を入れて広げるだけ。紙だから封筒に入れてメール便で送ってくれる。安上がりだし、電気を使わないのがよいし、何よりもデザインに癒やされる。30%台だった湿度が53%,に上がった。

パソコンのそばに置くのに、ハリネズミ型のを追加注文しよう。

 

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枕元のミスティガーデン

 

 

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寒い夜はけんちん汁

アハハの大根

小春日和が続いた後に、北風がぴゅーぴゅー急に寒くなった。

こんな日はけんちん汁で温まることにしよう。

今日は隣町の農協に材料の買い出しに行ってみた。

レジの脇になぜか、おかしな形の大根が並んで置いてある。             

                    

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「どうすればこんな変な大根ができるの?」とレジの若いおニイちゃんに聞いた。

「たい肥とか肥料によって、大根が避けて、こんな形に成長するらしい」と、自信なさそうに答えた。フツーの形の大根よりも安いし、中身は同じという。私の前に並んでいた女性に続いて私もおかしな大根を買った。

 

里芋と大根、ハス、人参、シメジ、鶏ムネ肉、豆腐、油揚げ。鶏ムネ肉は鶏ハムにしてそのだし汁を使う。ゴボウはなかったので省略。野菜を切って、油で炒める。5分ほど煮て味付けして、保温調理の袋(器)に入れるだけ。この保温調理の器に入れて放って置くと、けんちん汁が出来上がる。

戦争中は燃料がないので、煮物などは鍋を毛布などにくるんで余熱で調理したらしい。煮物などは加熱し続けるよりも、余熱で調理すると味がしみて美味しくなる。

アハハの大根も切ってみたら中身は普通の大根と同じでとてもおいしくできた。もちろん大根の葉は捨てずに、刻んで炒め煮にしましたよ。この大根葉の根元に近い茎の歯ごたえがくせになる。

これに炊きたての新米ご飯で、土井善晴さんの提唱している毎日の食事作りで悩まない「一汁一菜」。土井さんありがとう。

 

農家の庭先で買った菊               

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あなたは料理の神様です。とてもあたたまって幸せな気分。

アポ電詐欺 その後

  石川五右衛門さんに聞いてみな

 

アポ電詐欺さわぎから早や2ヶ月。警官に防犯対策を取るよういわれ電話番号を変えたら、売り込み電話や詐欺まがいの電話もかかってこなくなった。静かに暮らせてうれしい。普段は留守電にし、またドアにはセンサーライト(2千円ちょっと。ホームセンター、ニトリなどで販売してる)やドアホンカメラ(ネットで2万円以内で買える)をつけた。それほど費用もかからずに防犯対策ができそう。だが敵もさるもの、新たな手口を考えているだろう。油断は禁物じゃ。

前回ブログにも書いたが、夕方6時台のNHK「ストップ詐欺被害 私はだまされない」の知識で止まっている周囲の人たちに、「まさかのアポ電詐欺」というタイトルの、A4版、5ページの体験記を書いて配った。

詐欺を通り越して、命の危険にまで及ぶ強盗にまでエスカレートしている現実を知り、

離れて住む身内にも送りたいからコピーしていいかと聞かれた。

 

両面印刷のホッチキス止めをはずしてコピーするのも大変と思い、結局50部ほどプリンターで印刷し全部はけた。はてなブログでは反響がなかったが、シニアの人たちから「よくまとめましたね」と、ねぎらいと共感をいただいた。

 

近況を伝えるついでに地方に住む弟や妹にも送ったところ、一つ年下の弟から葉書が届いた。それに石川五右衛門の辞世の歌が引用されていた。

   石川や浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽き無し

      石川五右衛門の辞世の歌

 

石川五右衛門は安土桃山時代の大泥棒で、捕らえられて秀吉に釜茹での刑に処せられた。恐ろしい刑に処されようとも、盗賊や詐欺師はなくなりませんよ。ということを本当に五右衛門さんが詠んだかどうかは不明らしい。

若い頃旅先で五右衛門風呂しかない宿で、石川五右衛門の釜茹での話を思い出し、恐る恐る入った事を思い出した。

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問

ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

みち草 ハンドル名 河野 みち 散歩しながら土手や道端の雑草を摘むのが好き    

はてなブログを始めたきっかけは?

2004年、娘がはてなブログを勧め、設定と最初の入力をしてくれたのでそのまま使い続けている。

自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

十数年前の自分の記事が新鮮で感動することがある。手応えのある記事が書けた時。

ブログを書きたくなるのはどんなとき?

これは書かなくちゃ、という現実にぶつかった時。

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

特に気にしていない

自分の記事を読み返すことはある?

2004年から書いているので、あまりに多すぎてめったに読み返さない。

好きなはてなブロガーは?

石黒敬太 親切で人が良いから

はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

10年前は何してた?

退職し、自分のライフワークである家族の歴史を江戸時代まで遡り調べて書くことに専念した。「なぜ祖父は学校長を辞めたのか」を上肢できた。

この10年を一言でまとめると?

年齢を重ねるごとに友達が増え、幸せを感じられるようになった。

まさかの アポ電詐欺 その5

  その5 アポ電詐欺 アポ電強盗へ

自宅に戻ってから、ネットで「アポ電詐欺」を検索する。NHKの「クローズアップ現代」で、” 追跡 アポ電強盗 ” を特集していた。何と、2017年3月の放送だった。番組を文字化し、写真や統計まで網羅されている。

アポ電被害者、アポ電強盗で逮捕された男、SNSで勧誘さグループグループに入った男など、様々な立場の人間に取材し、調査したしっかりした内容だ。

オレオレ詐欺から、手っとり早いアポ電詐欺へ移行するのはもう時間の問題だったのかも知れない。

詐欺の受け子が警察に検挙されて人数が減ったので、SNSで募集すると大勢集まる。オレオレ詐欺グループでは面接して知り合いの紹介というふうに仲間内でやっていたのが、SNSで集まった者の中には、借金しまくりせっぱ詰まって何でもやるという者やあきらかにチンピラだった者など暴力でも何でもやる者も入ってきた。

被害にあった男性は何度も殴られた上でお金を奪われ、同居していた女性は、足を切りつけられ大ケガをしたという。

 

東京江東区で女性が殺害された事件では、女性の家に週3日ホームヘルパーが来ることになっていたが、強盗に押し入られたのは、その合間を縫った時間帯だった。

つまり犯人グループは、お金があるというだけでなく、女性の生活実態まで把握していた可能性がある。実際に実行犯と見られる男らが下見をしている様子も防犯カメラに映っていた。

武田キャスターの「私も独り暮らしの親を持つ身として、体に震えが来るような怖さと怒りを感じます」という言葉に、うなづくしかない。

恐ろしいのは周到に準備し、一度狙われたら逃れられないという所に怖さがある。

私がこの「クローズアップ現代」” 追跡 アポ電強盗 ” を見ていたら、詐欺電話に個人情報を話さずに済んだかも。

 

  番組であげている注意点

 

・個人情報が出回っているという前提で、自分の家にもアポ電はかかってくるという危機感を持つことが大切。

・見知らぬ番号からの電話には出ない。

・怪しいと思ったらは思いきって切る。

・少しでも詐欺グループと話してしまうと、ささいな情報でも利用されかねない。

同じNHKでも、夕方の6時40分台に放送されるコンパクトにまとめた「ストップ詐欺被害 わたしはだまされない」を見ている人は多いが、「クローズアップ現代」は夜9時台の放送で、硬派の30分番組だ。社会問題に関心を持つ人以外見なかったのではないか。

ニュースで独り暮らしの高齢者が、お金を奪われて殺されたことは知っても、アポ電強盗や、その実態について、私の周囲のほとんどの人は知らない。私が見逃したのは、娘を亡くした時期で心身的に余裕のない時期だったせいもあるが。

 

 NHKに望むこと

NHKは視聴者の払う受信料と公費で成り立つ放送局だ。台風や大雨、災害などの危険が迫るときは、放送中の番組を中断し、災害情報を伝え、緊急避難を繰り返し呼びかける。

アポ電強盗など、高齢者や弱い立場の人が命の危険にさらされる状況があるのだから、手口や実態を広く知らせ、注意を喚起してほしい。「クローズアップ現代」のように夜遅い時間帯ばかりではなく、多くの人がテレビの前に座る夕方や午後7時の定時ニュースで、またはその前後に放送すれば、被害も減るのではないか。

これからの日本を築く若者がコロナ禍で職を失い、住むところもなくなると、自殺するか、犯罪に向かってしまう。若者の絶望と生きずらさに寄り添い、その構造的な仕組みを変えないと、日本の国の底が抜けてしまうのではないか。

このような社会しか残せなかった私たち大人の責任でもあり、政治の解決すべき課題だ。セキュリティの完備した邸宅に住み、ボデイガードに守られている政府の要人や富裕層は少なくともアポ電強盗に襲われることはないだろうし、独り暮らし高齢者の不安もわからないだろう。

 

おわりに

「インターネットをはじめ、この世は詐欺に満ちている」 今更ながら愕然としています。何が本当なのか。だまされていないか見極めるのはむずかしい。

アポ電詐欺に遭遇して知ったこと、わかったことをまとめてみました。友達に手渡したら、もっと回してほしいと言われて、両面印刷して配るはめに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさかの アポ電詐欺 その4

   アポ電詐欺 アポ電強盗へ

自宅に戻ってから、ネットで「アポ電詐欺」を検索する。NHKの「クローズアップ現代」で、” 追跡 アポ電強盗 ” を特集していた。何と、2017年3月の放送だった。番組を文字化し、写真や統計まで網羅されている。

アポ電被害者、アポ電強盗で逮捕された男、SNSで勧誘さグループグループに入った男など、様々な立場の人間に取材し、調査したしっかりした内容だ。

オレオレ詐欺から、手っとり早いアポ電詐欺へ移行するのはもう時間の問題だったのかも知れない。

詐欺の受け子が警察に検挙されて人数が減ったので、SNSで募集すると大勢集まる。オレオレ詐欺グループでは面接して知り合いの紹介というふうに仲間内でやっていたのが、SNSで集まった者の中には、借金しまくりせっぱ詰まって何でもやるという者やあきらかにチンピラだった者など暴力でも何でもやる者も入ってきた。

被害にあった男性は何度も殴られた上でお金を奪われ、同居していた女性は、足を切りつけられ大ケガをしたという。

 

東京江東区で女性が殺害された事件では、女性の家に週3日ホームヘルパーが来ることになっていたが、強盗に押し入られたのは、その合間を縫った時間帯だった。

つまり犯人グループは、お金があるというだけでなく、女性の生活実態まで把握していた可能性がある。実際に実行犯と見られる男らが下見をしている様子も防犯カメラに映っていた。

武田キャスターの「私も独り暮らしの親を持つ身として、体に震えが来るような怖さと怒りを感じます」という言葉に、うなづくしかない。

恐ろしいのは周到に準備し、一度狙われたら逃れられないという所に怖さがある。

私がこの「クローズアップ現代」” 追跡 アポ電強盗 ” を見ていたら、詐欺電話に個人情報を話さずに済んだかも。

 

  番組であげている注意点

 

・個人情報が出回っているという前提で、自分の家にもアポ電はかかってくるという危機感を持つことが大切。

・見知らぬ番号からの電話には出ない。

・怪しいと思ったらは思いきって切る。

・少しでも詐欺グループと話してしまうと、ささいな情報でも利用されかねない。

同じNHKでも、夕方の6時40分台に放送されるコンパクトにまとめた「ストップ詐欺被害 わたしはだまされない」を見ている人は多いが、「クローズアップ現代」は夜9時台の放送で、硬派の30分番組だ。社会問題に関心を持つ人以外見なかったのではないか。

ニュースで独り暮らしの高齢者が、お金を奪われて殺されたことは知っても、アポ電強盗や、その実態について、私の周囲のほとんどの人は知らない。私が見逃したのは、娘を亡くした時期で心身的に余裕のない時期だったせいもあるが。

 

 NHKに望むこと

 

NHKは視聴者の払う受信料と公費で成り立つ放送局だ。台風や大雨、災害などの危険が迫るときは、放送中の番組を中断し、災害情報を伝え、緊急避難を繰り返し呼びかける。

アポ電強盗など、高齢者や弱い立場の人が命の危険にさらされる状況があるのだから、手口や実態を広く知らせ、注意を喚起してほしい。「クローズアップ現代」のように夜遅い時間帯ばかりではなく、多くの人がテレビの前に座る夕方や午後7時の定時ニュースで、またはその前後に放送すれば、被害も減るのではないか。

これからの日本を築く若者がコロナ禍で職を失い、住むところもなくなると、自殺するか、犯罪に向かってしまう。若者の絶望と生きずらさに寄り添い、その構造的な仕組みを変えないと、日本の国の底が抜けてしまう。

このような社会しか残せなかった私たち大人の責任でもあり、政治の解決すべき課題だ。セキュリティの完備した邸宅に住み、ボデイガードに守られている政府の要人や富裕層は少なくともアポ電強盗に襲われることはないだろうし、独り暮らし高齢者の不安もわからないだろう。

 

おわりに

「インターネットをはじめ、この世は詐欺に満ちている」という心境で、今更ながら愕然としています。何が本当なのか。だまされていないか見極めるのはむずかしい。

アポ電詐欺に遭遇して知ったこと、わかったことをまとめてみました。身近な友達に手渡したら、もっと回してほしいと言われて、両面印刷して配るはめに。