みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

    今こそ歴史の共同研究を 本当のことが知りたい

 中国の反日デモが連日テレビで報道されている。
 デモ参加者は若い人ばかりだが、この人たちは学生なのか、どういう人たちなのかわからない。
 上海などは日本人も多いらしいし、中国に溶け込んでいる人もいるはずだ。彼らの気持ちやデモ参加者の本音、本当のところが知りたい。放送局は絵になる場面ばかり垂れ流さずに、掘り下げた取材をしてほしい。
 中国の要人も硬直した応答しかしないし、日本の小泉首相は今まで誠意のある態度を取ってこなかったから、事態は悪くなる一方だ。見ているのが恥ずかしいくらい日本、中国とも対応が大人気ないのだ。

 歴史認識に対しては、日本、中国、韓国、台湾で、堂々と共同研究をやればいいのだ。 戦後60年、冷戦が終わり、アメリカ、旧ソ連などから眠っている資料が出せるはずだ。
 自国の近・現代史を外側と内側から検証し、共通認識を深めることは、国際化をすすめる上で相手国への礼儀であると同時に、何よりも自分の国にとって必要なことだ。
 もっとも体制にとって都合が悪い部分が出てくる可能性もあるので難しいとは思うが。未来を担う若者の叡知に期待したい。