三連休終わる
昨日は多摩川に夕焼けを見に、友人を誘って行った。浴衣に細帯を貝の口に結んで。
私の着物姿を見るなり「どうしたの?」と友人が叫ぶ。「今日はたまたま神社のお祭りだけど」。
なぜか着物というのはそれくらい、着ることが不思議がられる存在になってしまった。着物ったってたかが浴衣だ。
多摩川に行く途中、彼岸花が咲き始めていた。久しぶりに眺める多摩川は砂利が露出して水の面が減っていた。水を満々と湛えていてこそ川なのに。河川敷には若い人の姿が目につく。ブルーにかすむ富士山が見える。赤い夕日が多摩川を染めて山の向こうに沈むのを見てから、土手を降りた。雲がないせいか夕焼けは平凡だった。
この三連休、あっという間に最終日。
民主党の代表と執行部体制が決まった。自民党とたいして変わらない顔ぶれ、労働者階級という言葉は今は流行らないが、大多数の持たざる者を代弁する党はどこなの? 改憲派の顔がより前に出たということらしい。平和憲法はどうなってしまうのか。