みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

小田急線で

kawanomiti2005-09-22

 夏の間、緑のカーテンとなって日差しを遮ってくれたヨルガオ(俗名 夕顔)、葉が枯れ始めたが、今夜は2つ花が咲いた。もう見納めか、甘い芳香が花をくすぐる。来年もまた苗を買おう。

 昨日の午後1時半頃、小田急線新百合が丘駅で人身事故があった。知人が新百合が丘駅で乗り換えるためにホームを歩いていて、現場を目撃してしまった。
 けたたましい警笛が鳴り、電車が急ブレーキと共に通り過ぎた。レールの上には若い男性の仰向けの姿があった。血の気の失せた顔は中学生のように見えたという。

 轢いた電車はそのまま発車した。あっという間に十人くらいの駅員が担架を持って現れ、その男性はすばやく片付けられた。
 電車内では人身事故があったため電車が遅れているというアナウンスが繰り返し流れた。しかし電車の遅れは大したことはなく、プラットホームも電車も乗客も、何事もなかったように平常に戻った。現場を目撃した知人は、レールの上に横たわる身体、まるで待っていたかのように現れた職員と迅速な処理に、ショックを受けたようだ。
 その話を聞いた私は夕刊と今日の朝刊、テレビ・ニュースを探したが、人身事故の記事は無い。人身事故の当事者は自殺だったのか。何歳だったか、なぜこんなことになったのか気になる。


*10月5日 追記
小田急お客様センターに問い合わせたところ、死亡事故で女性であることがわかった。
髪の毛が短く、短いズボンをはいていたことから、知人は少年と思ったのだが。
そこから先は個人情報でいえないということだった。その日の他の鉄道の人身事故は新聞記事に掲載されていた。事故は警察に届けてあるので、載るか否かは新聞記者と新聞の締め切りの関係によるということだ。