みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

町田という所

町田市はおもしろい所だ。
小田急・JR町田駅周囲の繁華街は人が多いが、昨日、金曜日の夕方も多かった。
なぜかやたら歩道橋があって、上がったり下りたりしなくてはならない。
バスターミナルはわかり難いし、道路は渋滞が多いみたいだ。
ビルをバカバカ建てるのはいいけど、もうちっと計画的にまちづくりがやれなかったのかい、って言いたい。
アスファルトの熱を逃がす透水性の舗装や、ほっと一休みできる空間がほしいところだ。再開発の時期が悪かったのか。でも六本木ヒルズよりは好きだけど。
とにかく町田には何でもある。デパートは小田急、東急、丸井、あと西友にルミネ・・・ドンキホーテダイソーという百円ショップは5階建てで全部の階がダイソーだ。
新宿歌舞伎町の取締りが厳しくなったので、町田に風俗店が移ったとか、危ない薬も売られているという話も聞く。とにかくカモになりそうな若者がうじゃうじゃいるのだから無理もないか。
町田市は絹の道だったので古い乾物屋なんかもあるらしい。そういう意味で奥行きのある街といえるかもしれない。
確実に高齢化が進んでいるので、杖をついた高齢者と若者が入り混じっている通りの真上を、轟音とともに米軍の軍用機が突っ切って行く。


先日、たまたま小山田という郊外の地域に行く機会があった。道路端にはススキの穂が揺れ、田んぼでは稲刈りが済んで、稲束がかけてあった。
赤く色づいた柿の木があちこちに見える。田舎でもあまり見かけなくなった農村の原風景が今もあることに驚き、ふいを打たれ感動してしまった。どんな人たちがどんな思いで田んぼを作っているのだろう。