みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

腰痛の週末

昨日の朝起きようとして腰痛が起きた。もともと腰痛持ちなので、腹筋、背筋を鍛える体操を毎日していたのに。
痛い部分をかばいながら、前かがみの変な歩き方で職場に行く。
仕事先で「お大事に」といわれ、どちらが要支援者かわからなかった。
本当は安静にしていればよいのだろうが、そうもいかないので今日の午前、整形外科に自転車で行く。
案の定、1時間以上待たされた。医師に「痛い所をかばって体が右に曲がっちゃってる。これでは痛かったろうな」といわれる。そういってもらっただけで、昨日、痛みに耐えながら仕事を最後までやり、這うようにして家にたどり着いたこと、心身的につらい気持ちがすーっと癒された。

この整形外科医院とは十数年のつきあいになる。50歳くらいのその開業医を、私は名医だと確信している。聖人君子タイプではないし、有名でもなければ、おそらく本を出版したりもしていないだろう。でも何かあったらその整形外科医院に行けばよいという存在であり、地域にそういう開業医がいるということが心強い。
注射や薬は極力避けているが、月曜日には仕事が待っているので、レントゲンを撮り、痛み止めの注射を2本背中に打ってもらい、薬をもらって帰る。
医師は筋肉痛といっていた。ここのところストレスで身も心もフリーズしていた。にもかかわらず、筋力トレーニングを強いたことが、身体には負担で裏目に出たのかもしれないと思い至った。

1時間昼寝をしてから栗と銀杏、シメジ入りの吹き寄せ風炊き込みご飯を作り、娘と食べる。休日は料理の作りだめの日であるが、いつものように幾種類もの料理を作れない。
娘は派遣社員、私は非正規雇用職員なので、職場の人間関係や仕事の悩みなどを話し合える。
競争社会を喧伝し、能力の劣る者、チャンスに恵まれない者、人を押しのけて前へ進めない者は、使い捨てされて当然のような社会を誰が望んでいるのだろうか。
いずれ人は齢をとり老いる。若くても生身の人間である以上、いつ弱者になるかもしれない。狭い島国の日本に、弱肉強食の競争社会、格差の大きい社会は向いていないのではないかと思うのだが。