みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

つい最近まで暑くて閉口していたのに

今日、線路沿いを歩いて仕事先を訪ねた。ススキの銀色の穂とセイタカアワダチソウの黄色が秋の日差しを受けて輝いていた。

木曜日、茨城県沖で震度5弱の地震があった。比較的震源に近い位置にある実家に、昨日電話を入れた。被害は何もなかったという。
実家は地震の心配を上回る難題をいくつも抱えていて、母の愚痴を傾聴することになった。
その一つ、昨日大正9年生まれ(85歳)の父が日帰り旅行に参加するため、駅まで自分の車を運転して行き、電信柱に衝突した。
壊れた車を自動車保険会社にたのんで、自分はそのまま旅行に行ってしまったらしい。あの車の壊れ方では本人の身体もどうかなっているはずだといわれたらしい。
ともかく、相手が電信柱でよかった。家族としては、人身事故を起こしたら大変だから、何としても運転免許を返上させたい。だが、本人はまだ返上するつもりはない。田舎ではバス路線が廃止になり、車が移動の足であり、一軒の家に何台も車がある。
父は写真撮影が趣味だったが、近頃は、自分史を書く講座に通っているらしい。齢相応のもの忘れはあるものの、頭も身体もしっかりしている父に、運転免許を返上させるのは忍びない。父のプライドを傷つけずに、車の運転をあきらめさせるよい方法はないだろうか。