みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

秋のベランダ

とうとうベランダの「緑のカーテン」を取り払った。秋の日ざしに照り映える黄変したニガウリの葉っぱはそれなりに美しく、向かいの棟の目隠しにもなっていた。
今年の夏は「緑のカーテン」のお陰で冷房をほとんど使わなかった。窓の外のニガウリ、キュウリの緑、花、実にどれだけ楽しませてもらったことか。ヨルガオの花の美しさと香りに魅せられた宵。
来年に向けてまた土作りを始めよう。台所の生ゴミの中から土の栄養になりそうなのを選んで土に埋める。来年の春には生ゴミの形は無くなり、土に変わっているはずだ。

一昨日妹がベトナムから成田に着き、我が家に泊まっている。仕事と趣味を兼ねてのベトナム行きはもう何度目か。
ベトナムの都市と農村の経済格差、人々の生活も貧富の差が激しいようだ。
たぶんベトナム戦争終結から、三十数年の歳月が流れたのだ。アメリカと戦っていた頃のベトナムは皆が貧しく、一つの目標に向かって団結し、家族の絆も強かった。
自由競争になった今、貧富の差が拡大し、家庭崩壊も起こるようになる。中国や他の経済的に遅れていた国の共通するところだ。
妹は日本に憧れるベトナムの若い人から「日本に行きたい。日本に連れて行って」といわれるという。日本の現状と比べながら「豊かさって何だろうね」と話した。