みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

冬の苺

kawanomiti2005-12-17

なぜかベランダに苺が実っている。春に苗を買って、水遣りに失敗し放っておいた。
秋になったら、花が咲き実が膨らんで、寒波にもめげず色づき始めた。クリスマスケーキのデコレーションに使えそうだ。
子どもが小さい頃は、うちはキリスト教じゃないから、クリスマスなんて特別なことはしないと宣言していたが、今年は素直にクリスマス気分に浸る気になっている。


先日のこと。明治44年生まれ99歳の男性が入院していた。
脳梗塞で寝たきり、認知症もある。朝食を食べたことを忘れても自分の生年月日はきちんと言える。
治療は終わったので退院か、転院かを迫られる時期になった。87歳の妻は退院させて家で看るという。家には娘がいるが、勤めているので、入院前と同じようにヘルパーの力を借りてやっていきたいと。
中年の担当看護師は「家で看るのはいいことだけど」と、気丈ではあるが高齢の妻を気遣い、「ショートスティ(短期生活入所介護)を利用するようすすめてください」という。
このように家族に介護力がない場合、大体は転院先を探すものだが。妻は何がなんでも私が看るという囲い込むタイプではなく、柔軟そうな感じなので、退院して家に戻っても大丈夫そうだ。疲れたり大変な時はすぐショートスティが使えるとよい。そのためにも介護度がアップして、在宅サービスを使える枠が増えないと。
高齢夫婦にさわやかな空気をもらって病院を後にした。


だいぶ前からある人物が出るとテレビを消すことが多くなった。ブッシュ大統領からもらった乗り物を披露し、無邪気に乗って喜んでいる人物だ。
景気がよくて(どこの話?)、支持率も上々でご機嫌なようだ。ギリギリで生きている人々や隣国への心遣いが欠如した首相と閣僚の顔ぶれ。こういう軽い内閣を作らせてしまったのは、言わずもがな。
自衛隊イラク派遣の費用は1日1千万円と聞いたが、真実をマスコミは報道してくれ。国民の大多数は派遣延長反対なのだよ。それなのにテロに遭ったら目も当てられない。