みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

アメリカのよいところ

今日は春のような暖かさでうれしい。野菜を干すベランダ仕事や駐輪場の掃き掃除もはかどった。
手仕事をしながらサンデープロジェクトをちらちら見る。私はスポーツ音痴だが、野球場の人口芝の問題は興味深かった。
人工芝は選手の膝や足を痛め、ケガをしやすいので、日米の選手とも支持しないのは当然だが、観客も支持していない。いろんな理由があるだろうが、生きている植物の持つ癒す効果も大きいのではないか。
アメリカでは人口芝にすることにより経費節減をはかろうとしたが、結果的に観客離れを起こし、収益が減り、また天然芝に戻しているという。地域のフアンの署名などの活動が後押しした。
ひるがえって日本ではどうだろうか。天然芝は手間ひま、経費がかかるということで球団は乗り気ではない。人口芝に反対を表明していた松井選手はアメリカ大リーグに移って行った。日本の球団は目先の利益にとらわれて結果的に損をしている。トップが天下り、だから仕方ないのか。
日本のプロ野球選手は自身の選手生命にかかわることなんだから、もっと声を大きくして言えばよいのに。また、フアンならアメリカのように署名活動など選手とともに行動すれば? 
働く人の健康や生命が軽視され、労働環境が劣悪でも文句も言えない日本の労働者。プロ野球の選手も同じだったとは。
アメリカの後追いをするなら、よいところも見習いたいものだ。