みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

どんな子でもわが子

昨日、連続幼女誘拐殺人事件の犯人宮崎勤被告の最高裁判決が出たそうだ。
もう17年前になるのか。今日の東京新聞のホームページ、宮崎家の地獄17年 の記事に涙し、身につまされた。

被害者、遺族の悲劇はいうに及ばないが、事件で宮崎家の家族や親類の多くも婚約の破談、離婚、退職に追い込まれた。改姓した親族もいた。逃げるように住み慣れた町を後にした人もいた。父親は被害者への賠償金を支払うため先祖代々の土地を売り払い、五年後の九四年十一月、青梅市内の多摩川にかかる橋の上から飛び降り、自殺した。

古い土地柄では一族というだけで肩身の狭い思いをするのは想像できる。
それにしても、人はいつなん時災難に巻き込まれるかわからないものだ。

私も今、地獄の釜の淵を覗きつつある。天から降ってくるがごとく、いやおうもなくトラブルに巻き込まれたのである。