みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

基本的に外食はしない私。そう、いつもお弁当持参。どこでも「00さんのドカ弁」と有名だ。
たしかにアルミ製ではあるが、実際のドカ弁(土方弁当)はこんなチャチなもんじゃない。今日も職場で食べ始めると「おいしそう」と誰かがいいはじめた。
今日のおかずときたら、半身100円の塩鯖の切り身にヨーグルトをまぶし、塩気を中和、一昼夜ぬか漬けにして網焼きにしたもの。
鯖はぬか漬けにすると臭みが取れ、味に深みが出る。カボチャとタマネギのサラダ、インゲンの醤油まぶし、紫シソの佃煮、これは廃物利用、シソジュースのシソを刻んで、みりんと醤油で煮た。これはオススメ、お弁当のおかずにぴったり。それとキューリのぬか漬けをごちゃっと詰め込んだ。自分が作ったのだからおいしいが、見栄えが悪いので他人様に見せられるものではない。
しかし、他の人はコンビニ弁当だったり、カップヌードルを食べていたりするので、おいしそうに見えるのかな。いつもお弁当を覗かれるのは困る。できれば一人で食べたい。
さて明日は何にしよう。早取りキューリをたくさんぬか漬けにしたから、みなさんに食べさせよう。

夜はテレビドラマ「下北沢サンデーズ」、今日もおもしろかった。
私も下北沢に5年間通勤する間に、ドラマに出てくる芝居小屋スズナリや本多劇場で、小劇団の芝居を見た。劇団燐光団の芝居またみたい。
仕事帰り、駅に向かう雑踏でいきなりビルの2階の壁が開いて、ピエロが躍り出た。たぶん本多劇場だったかもしれない。往来にドライアイスかなんかの煙がたちこめ、劇団員が人ごみの間に紛れていた。どこまでが芝居なのか、パフォーマンスなのかわからない。しかし、おもちゃ箱をひっくり返したような平たい下北沢のまちに似つかわしかった。たまに入る中華屋では芝居をはねた役者がサラリーマンに混じって夕飯を食べていた。
「下北沢サンデーズ」は、そういう下北沢のフンイキが濃厚で、なつかしく楽しい。