みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

kawanomiti2006-08-08


梅漬けは4日間干した。台風前に干しあげてよかった。これから梅干しを容器に戻し、漬け汁(梅酢)をひたひたまでそそぐ。半年くらい置いておくと味がまろやかになり食べごろとなる。

朝、BSチューナーのメーカー(東芝)のインフォメーションセンターに電話する。意外に早くにつながって、出たのはオバサンっぽい女性だった。パソコン関係のサポートセンターで、オバサンは珍しいのではないか。
彼女はていねいに聞いてくれて、何とかなりそうなことがわかった。しかもメーカーから接続に来てくれるというのだ。
「ゆ、有料ですか」と恐る恐る聞いたら「無料です」。メカ音痴のために余分な経費がかかり申し訳ない。



梯久美子さんが出演する『散るぞ悲しき』は見られなかったが、昨夜NHKスペシャルで硫黄島玉砕戦」を見た。
米軍の資料、米兵、生還した日本兵の証言を駆使して、映像の力で真相に迫る方法は、硫黄島玉砕とはどういうものだったかを知らせてくれた。過酷な環境、無残な日本兵の死体。硫黄島玉砕戦ほど戦争の愚かさを伝えるものはないのではないか。
食べ物も、物資も何もない孤島、負けるとわかっている戦争に、戦いを長引かせるために兵士を死に行かせる。地獄以上の地獄を経て生き残った兵士は戦いの意味を見出せないまま。死んだ兵士も死に切れない。

見終わって残る消化不良の感はなんだろう。
硫黄島玉砕戦を命令した大本営は何を考えていたのか。誰が計画したのか。反対した人はいなかったのか。
何で? 誰が。というところがうやむやなのが、物足りない。

夕方、窓がピンクに彩られているのに気づいて、ベランダに出た。黄金色の夕焼けが西の空に広がる。
南東の空は雲と光のグラデーションが絶妙、そこに虹がかかっている。娘や誰彼関係なくメールで知らせる。