みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

晴れても寒い

市民大学講座「シュメル人類最古の文明」 第2回目は「円筒印章の話ー元祖はんこ社会」
今日は前回よりも居眠りの時間が長かった。
古代メソポタミアの跡から粘土にスタンプを押したものがたくさん出土している。動物の絵や単純化した図柄が新鮮だ。今、イランやイラク、ヨーロッパで、はんこは使われていない。
日本ははんこ社会。はんこは中国から伝わったが、本家中国では使われなくなった。世界で唯一のはんこ社会ということは名誉なことなのかどうか。はんこも美術的に使う場合はステキだが、銀行の通帳や契約書のはんこ、何とかならないかなと思う。


農家の庭先に干柿用の渋柿が売っていたので、ついふらふらと10個買ってしまった。ぎんなんの殻も剥かなくてはならないし、やることがたくさんあるのに。グーグルで干柿の作りかたを検索すると、なぜか干柿の料理法しか出てこない。ヤフージャパンで検索したら、正真正銘の干柿の作りかたがたくさん出てきた。晴れが3日以上続く時に作るとよいらしい。明日から雨なので、お預けだ。

イギリスの子供向け小説 ロバート・ウェストール著「ブラッカムの爆撃機を読んだ。
第二次世界大戦でドイツを爆撃するイギリス空軍、爆撃機の乗組員は高校を卒業したばかりの少年兵たちだ。オンボロの爆撃機といい、若者の命が使い捨てにされたのは、日本ばかりではなかったんだ。恐怖のあまり反吐をはきながら、精神に異常をきたしてしまう者も出た。ナチスドイツと闘うために、誇りを持って爆撃機に乗り込んだ少年が見たものは。
今まで日本本土の空襲、原爆など、地べたを逃げ惑う爆撃される側の目で描かれた文字を読んでいたので、上から爆弾を落とし、機銃照射する側の書いたものを読むのははじめて。面白かった。差別用語も人種偏見も低温殺菌されず、いきいきした真実が描かれているからだ。


昨日は退院間じかの新規利用者の打ち合わせに広尾にある病院まで行ってきた。急な退院で、病状や退院後の注意点を医師や看護師から説明を受ける。主治医も看護師も夕方の時間を割いてくれた。
退院に向けて医療と介護が連携を取り、本人、家族、サービス担当者が一同に会して協議するのは大切なことだ。今回は病院のソーシャルワーカーが迅速に的確に動いてくれたこと、医師も看護師もフラットで、患者に寄り添って支えている様子、30分くらいの時間で濃い内容の話しあいができた。
来週の退院までに自宅に手すりを取り付け、介護用ベッドを導入し、訪問看護、訪問リハビリ、訪問介護のサービスを入れたプランを作らなくてはならない。