みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

 秋深し 隣国の人々は

買い物の帰り自転車でまわったら金木犀はすでに全面開花。秋のひんやりした空気に木犀の香りが満ちていました。蕾から花が開く瞬間に立ち会うのは難しいもんだ。


昨夜、NHKスペシャル「北朝鮮帰国船」を見た。1970年前だったか、朝日新聞北朝鮮のルポが連載されたと記憶している。金日成チュチェ思想というの。希望に燃えて建設に励む人民という内容だったか。
私なんか、北朝鮮は希望があっていいなと本気で思い、口にした。たぶん帰国事業政策で北朝鮮に渡った人たちもそう思って帰国したんだろうな。航空機を乗っ取って北朝鮮に亡命した若者たちはどうだったろうか。知らないということは恐ろしいことだ。

私は外国に行ったこともないし、日本語しか喋れないから、外国の事情は新聞やテレビで知るしかない。北朝鮮ミャンマーみたいに権力者が軍を掌握していれば、真実を知らせるのは命がけになる。他にもそういう国はありそう。命がけで取材しなければ、あの時の朝日新聞みたいに、権力者の都合の良い記事しか書けないわけね。