みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

2007年大晦日

ばたばたと大晦日になりました。

28日は会社の忘年会をドタキャンしまして、というのは昨年、寿司屋で(回転寿司ではない)、マグロのトロや高級ネタの食べ放題だったけど、忘年会疲れか、面々がメニュー片手に居眠りしてるのに私は腹を立てていた。お店の職人に対して、トロにこだわるわけじゃないが、ネタに対して失礼だし、会話が何よりのごちそうなのに、それもないし、行きたくないと思っていた。
そこに友達が「六輔年忘れバラエティとオークション」のチケットあるからどう? と電話くれたので、喜んでそちらに行った。
新宿紀伊国屋ホール、オオタスセリという歌手(女性)の酔っ払いの歌、「ストーカーで何が悪い」という大音響の歌にビックリした。松本ヒデ、時事ネタのコントに笑い、夜の新宿の雑踏に年の瀬らしさを感じた。


この1年間を振り返る特集がいろんなメディアで行われている。
その中で気になったのは、有給休暇を取る人が減り、あいかわらず残業が増えていること。
昨日の朝日新聞、この1年間の教員の病気休職7655人で過去最多、精神疾患61パーセントであるという。
私の弟は高校の教員だが、数年前、ウツで1年間休職した。弟が復職したら、今度は連れ合いがウツになった。


先週、「支援者・援助者のためのメンタルヘルス」という研修があった。講師がいうには「日本では一日に100人の人が自殺している。こんな国はありませんよ」。(おそらく先進国で)
民間企業と公務員でどちらがストレスが多いかと講師は問いかけた。民間企業と思うが、実は公務員の方が多いのだといわれた。85パーセントの公務員がストレスを抱えている。

肉体労働は休息すれば、頭脳労働は音楽を聴いたりすることでストレスが癒されるが、教員や介護者など対人関係の感情労働バーンアウト(燃え尽き症候群)になりやすい。

教員や官僚、警察など固い職業の人がよく、痴漢や女子生徒のスカートの中を撮影したなどというつまらないことで捕まり、人生を棒に振るのが不思議でならなかったが、これもストレス、バーンアウトから至ることがあるという。なんとなく納得できた。

来年はどんな年になるのだろうか。人と人が支えあえる社会実現へ、有権者はもっと賢くなり、今よりもましな政治が行われますように。