みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

人生夢うつつ

年明け早々睡眠ポリグラフという検査を受けた。一晩中、頭、鼻、心臓、足に電極をつけて、睡眠状態を検査する。睡眠時無呼吸症の検査で知られているが、私は鼾(イビキ)はかかない。
子供の頃から寝るのが好きだった。電車に乗っても、授業中も寝ることが多かった。8時間睡眠を取っても仕事中に居眠りが出る。
昨年の夏、医師に「それはよく眠れていないからだ」といわれ、そうだったのかと気がついた。
いわれてみると、十年くらい前、歯科医に寝ている時に歯を固く噛み締めている(歯ぎしりとも違う)ため、歯の噛みあわせが悪いといわれ、プラスチックのマウスピースを作らされた。感触が悪いので捨ててしまったが。
最近、目が覚めた時に腕や手に力が入ってしびれていることに気がついた。たぶん、脳の中の神経が関係しているのに違いない。
今回は脳の血流シンチグラフ、MRIも撮影した。
24日にこの結果がわかる。良い結果でないのはわかりきっているのに、自分の脳の中がどういう状態なのか知ることが楽しみ。

一泊の検査入院は個室だったし、けっこう快適だった。夕食の鯵の南蛮漬けがカラッとしていい味付けだった。ご飯が温かく、自分で炊くのよりおいしく、おかずもご飯も残さずにいただく。
食事がまずく、居心地の悪い病院との違いはどこにあるのかと考えてみた。この病院では入院患者にアンケート用紙を渡している。看護、食事サービスなどについて評価し、意見を書き込めるようになっている。また、病院内に案内のボランティアが入っていること、外部の視線があることが病院職員に良い影響を与えていると思った。


正月中は世界的免疫学者安保徹氏の著書を何冊も読んだ。痛みを抑える消炎剤、鎮痛剤が身体を冷やし、免疫力、自然治癒力を低下させる。たしかに医療が病気を作るという面があるかも知れない。

昨夜は、NHKスペシャル ドラマ・感染爆発 新型インフルエンザが日本に上陸したという設定で、ウィルスの猛威の前になすすべもない現実。怖かった。今晩もその続きがあるので、見るつもり。