みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

企業の品格

 1ヶ月くらい前、テレビの映像が出なくなった。買って3年半なのに壊れるのが早い。修理代は高く、どうせ買い替えをすすめられるのだろうとあきらめかけたが、シャープのサポートセンターに電話した。すぐにつながって、映像が出たり、出なかったりするのは、ブラウン管とかの不具合なので交換します。といって、数日後には修理の人が来て、無料で部品を交換してくれた。
 迅速に解決できて、狐につままれたみたい。これも消費生活庁効果なのかしらんと思って、少し希望が見えた。

 次にプリンターがおかしくなった。印刷しようとすると、凄い音がしてエラーマークが出る。キャノンのサポートセンターに電話して、言われるとおりに電源を全部外して、もう一度操作したが、回復しなかった。それで、修理センターに電話して、修理を頼むと、送料を含めて11、025円かかるという。まだ、購入して2年なのに。故障した現物を見ないで、修理代が一律9、450円というのは高いのではないかといったら、受付嬢がそれがキャノンの方針だという。修理するより新しく買った方が手っ取り早いという口ぶり。しかし、インクの予備を5千円分くらい買ってあるし、何か、意地でも買い替えるものかと、修理を選んだ。
 この前のプリンターはエプソンだったが、エプソンは修理に対して良心的で感動したのを思い出した。そういえば長野県に旅行した時、道に迷い、セイコーエプソンの会社の受付で道を尋ねた時も、親切だった。そういう企業精神なのかしら。
 シャープとキャノン、エプソン、メーカーでもこの対応の違いはナンだろう。これからは修理や苦情にどう対応するかで、企業やメーカーに対する評価が決まる、会社の品格が試される。そういう世の中になっていくと思いたい。