みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

恐怖の原発劇場

桜が散るとベランダ仕事が忙しくなる。晩秋に埋めたカサブランカの球根が芽を出し、ぐんぐん成長して蕾が見え始めた。
ところが強風に煽られた板が茎を追ってしまった。早くにガラクタの整理をしておけばよかったと悔やむばかり。
ゴーヤの苗は同じプランターを使っているため、連作障害の心配がある。
土を全部入れ替えるのは大変なので、生ごみを埋めて土作りをしたつもりだが、緑のカーテン今年はどうなるか。


「朝まで生テレビ」録画しておいたのを見る。前回は原発推進の論客が目立ちぶ然としたが、今回は脱原発の飯田哲也氏、原発推進派の日本原子力技術協会の理事長だか、顧問だかの石川廸夫氏、、前回と同じく大塚厚生副大臣、自民党の国会議員など。

お二人とも主張、立場は正反対なのに、東京電力も政府も原子炉の中がどうなっているのかわからない。
高温と高放射能の原子炉に入るわけにはいかず、制御不能状態でいろいろ試している、発表された工程表は絵に描いた餅でしかない。という現状認識で一致していた。
何となく感じていたが、専門家二人の言葉にメンバーの顔が凍りついたように見えた。

今後大きな余震があったり、台風により屋根のない建屋に大雨が降れば、どうなることか。本当に予断を許さない深刻な状態であることがわかった。
政府はパニックを恐れてぼかして発表しているが、はっきりと真実を述べ、国民に原発とともに生きることへの理解と覚悟を求めた方がやりやすいのではないか。
今まで推進だった国会議員などが脱原発にフェードアウトしていることがわかった。恐怖の原発劇場をここまでリアルタイムで見せられたらそうなるよね。
でも石川廸夫氏はこの期に及んでも推進だし、公的立場で推進してきた責任を取る気持ちはないよう。