まだ、オリンピックどころではない
農協直販店で夏野菜をしこたま買ってきた。もぎたてのとうもろこしを茹でて、熱々をかぶりつく。うまい! 枝豆、トマト、インゲン、ナスも旬らしく味と歯ごたえが違う。いうことなし。
昨日は友達の家に、元同僚3人が集まった。3人分のお弁当買っていく。糠漬けとすまし汁、デザートを用意してもらい、なんと7時間お喋り。楽しかった。こういう何でもない低いレベルの幸せで満足できることの幸せ。
石原都知事が2020年のオリンピック招致を正式発表。
石原都知事は「都が汗をかいて血みどろになって金と施設をつくるから、JOCも血みどろになって勝ってこい」と、石原節でJOCを鼓舞した。という。
自分の野望のために、私の納めた血税を使うな。遠くない将来に予想される相模湾、立川断層などを震源とする大地震。東京湾の液状化対策、避難場所の確保と耐震対策は急務だ。
対策遅れで想定外の被害が起きても、石原氏は他人に責任転嫁しそうな予感。現在、放射能のガレキや焼却灰の捨て場所もない。まだ福島第一原発の放射能は安定していない。外国の科学者の中には、再度水素爆発の可能性を言う人もいる。オリンピック招致は時期尚早であり、外国の選手や観光客に対しても失礼だ。
最近読んだ本 ドナルド・キーン著「明治天皇を語る」19歳で日本語と出会い、日本文学・文化を研究・紹介してきたキーンさんは、3・11東北大震災後に、日本永住を決意した。
明治天皇について書かれたものは少なく、よく知らなかったのでおもしろかった。贅沢嫌いのダイヤモンド好き、香水一瓶を3日で使ったなど、意外な明治天皇の一面に笑った。
昭和天皇は下戸だったが、明治天皇は大酒呑みだった。お酒さえ召しあがらなければ、と皇后を嘆かせ、生活習慣病ともいうべき糖尿病と腎不全で61歳で亡くなる。
キーンさんは、明治天皇を大帝と呼び尊敬する。この2年前に描かれた「明治天皇」上下も読むとしよう。自由民権運動に対して、明治天皇はどういう認識だったのか知りたい。
今日も東京の気温は34度。たまにはエアコンつけようと思うが、自宅にいれば風が通るのでつけずに済ませている。暑い時は服を脱ぎ、汗をかく快感にひたる。