みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

 日本海波高し

 北朝鮮金正日が死んだことで話題が持ちきり。最近北朝鮮から日本海にミサイルが連続して発射されたことは霞んでしまっている。日本海沿岸には原発銀座というくらい原発がひしめいているから、まぐれでミサイルが当たってしまったら怖いことになる。杞憂であってほしいが。

 
  脳に動脈瘤の卵らしいのがあるから、年に1回検査した方がよいといわれていた。
今年2月T病院脳神経外科(クリッピング術が得意)を受診し、造影剤を入れてCT検査をしたところ、動脈瘤の大きさは6・5ミリといわれた。日本のガイドラインでは5ミリ以上は手術をするか、経過をみるか患者と相談することになっているという医師の説明。血圧が低めで安定しているので、経過を見ることにした。担当医師が若く(30代位)、手術をしたそうな口ぶりが気になり、セカンドオピニオンというわけではないが、脳血管内治療が専門の大学病院に紹介状を書いてもらい受診した。そこでも造影剤を入れてCT検査があり、半年後に同じ検査をして大きさが変化しているかどうか診て判断することになった。その検査結果を一昨日医師から聞いた。
 一回目の脳動脈瘤の大きさは三次元画像のため5.1×5.1×5.1、まん丸い形のようだ。二回目の画像は最後が5・4ミリ、つまり0・3ミリ大きくなっていた。
 大きくなっている場合は治療を覚悟しなければと思っていたが、この医師は、「手術にもリスクがある」と慎重なタイプだ。動脈瘤が破裂して、くも膜下出血を起こす危険は2パーセントあるが、私の判断が優先され、経過をみることにした。次回検査を半年後か1年後にするか。これも選ぶのは私。被爆のリスクを減らしたいので1年後にした。
動脈瘤が破裂すると、出血の量によるがすぐに意識を失うという。癌で苦しみながら死ぬより、コロッと逝けるのであれば良い死に方ではないかと思える。やり残したことがあるのでまだ死にたくないが、後に残る者に迷惑をかけないように生前整理をぼつぼつ始めよう。

 最近読んだ本『天皇と日本のナショナリズム宮台真司神保哲生共著
男系、女系天皇の意味がわからなかったが、少し理解できた。私は神保氏の素朴な問いや疑問の方に共感できる。天皇は男系でなければならないとこだわる気持ちが理解できない。血統を根拠とする天皇制を存続するなら、昔のように側室を何人も抱えなくてはならない。天皇家に犠牲を強いて、非人間的な天皇制を存続させる必然性があるのか。
次に読んだ本『ジミーの誕生日猪瀬直樹著、もうすぐ天皇誕生日がやってくるが、へぇーそうだったの。驚いた。2冊とも知らないことだったからおもしろく読んだ。