みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

梅の香りは錯覚か

 寒くてかなわん。オイルヒーターで暖房しているので電気代が高い。夏はほとんど冷房つけず、前年度より電力使用量をかなり減らしたのに。「寒さには勝てないということは齢をとったということね」と友達と話した。
 日曜日のテレビで、ある局はミニ氷河期がきてるという若手学者の説を取り上げていて、他の局では地球温暖化の影響で、北極の氷が溶けてその冷気がヨーロッパや日本に下りてきていることが原因という話で、どちらも本当みたいに聞こえるが結局どうなんだろう。

 「維新の会」がテレビをにぎわしている。坂本竜馬の何とか、という名前の政治塾を開講するらしいが、男どもは何で維新や坂本竜馬が好きなんだろう。そりゃ、徳川幕府は持たなくなっていたし、武士の社会は終わってよかったけど。維新には光と影、両面あり、最近は今まで取り上げられなかった影の部分が目につくようになった。自由民権運動百姓一揆、公害に対する訴えへの弾圧など、民主主義の芽を潰してしまった。それが先の十五年戦争、現在の原発事故につながっているわけで、明治維新後の薩長支配の歴史を最初から見直し、どこで間違ったのか検証してほしいものだ。
歴史からきちんと学ぼうとする人たちが、政治家に少ないような気がする。