みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

 三日月と星たち

 一昨日だったか、その前夜だったか、9時頃ベランダに出たら、弓を張ったような三日月が輝き、金星、さらに斜め下に木星だろうか、二つの大きな星を従えている。久しぶりに見る月と星のコラボにうっとりする。
 携帯で友達二人に携帯で知らせると、「本当にきれい。知らせてくれてありがとう」 と返信メールがすぐに届いた。
 私の子供の頃は天の川の星が、砂子のように散らばり、見ていると怖いくらいの美しさだった。暗闇が消え、人工的な光が星々と宇宙の存在を消してしまう。

 
 納豆の買い置きが少なくなった。田舎でもらった大豆があるのを思い出し、市販の納豆をからめて、発酵させる方法で納豆を作ることにした。
 圧力釜で大豆1カップを煮て、市販の納豆を少量からめて、器にホッカイロを貼り、古セーターをかぶせて置いた。24時間後に見たら、大豆の表面に白く納豆菌が繁殖、ちゃんと糸を引いていた。成功である。同時に麹で甘酒を仕込んだが、こちらは温度計が壊れて温度調節に失敗し酸味がある。今回玄米をおかゆにしたのもまずかったか。次回はもち米で作ろう。


 芳賀徹著「明治の日本人」を読み終え、今は若桑みどり著「皇后の肖像」昭憲皇太后の表象と女性の国民化 を読んでいる。山川菊栄著「おんな二代の記」を読んで以来、昭憲皇太后は気になる女性なのである。それとどうしても読みたい江戸時代の資料があるので、漢文に挑戦している。漢和辞典、「古文書の読み方」を片手に、独学でなかなか進まないが、意味がわかった時のうれしさはひとしおである。
 他人は「退職してひまを持て余しているんじゃない?」 というが、とんでもない。