福島 ４号炉の悪夢

　福島第一原発４号炉のプールにある核燃料棒が不安定な状況にあり、もし大地震や津波が起きれば、メルトダウンし、首都圏が壊滅するほどの放射能が拡散すると、外国の科学者が警告しているというのをインターネットで知った。小出先生や広瀬隆氏の最近の話も同様である。

　政府は収束宣言し、マスコミも伝えない。いわれて見れば福島第一原発は茨城県東海村と並んで、原子炉運転の歴史が長く老朽化し、使用済み燃料も大量に貯まっている。昨年の3.11ではかろうじて、首都圏壊滅までいかなかったが、南関東の大地震が懸念されている時だけに心配だ。

　折も折、今週の土曜日９日、NHKスペシャルで　「ＭＥＧＡＱＵＡＫＥ?　巨大地震　第３回　“大変動期”　最悪のシナリオに備えろ」　
が放送予定だ。地面の下で何が起きているのか。見るのが怖いがこの時代に生きている以上、真実を知り正しく恐れ、備えなくてはならない。