みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

 暑さに負けず

 まだエアコンつけていない。たまには使うのもいいかと思うが、つけなくても過ごせてしまう。 開け放した窓からあまい香りが流れてきて、夕顔(ヨルガオ)の開花に気づかされたり、これが窓を閉め切っていたら見過ごしてしまうことだろう。
 
 飯田哲也さんお帰りなさい。遅ればせながら選挙戦、お疲れさまでした。選挙が終わり、またツィッターが復活するのを首を長くしてお待ちしてました。飯田さんは中央にいて、飯田さんにしかできない原子力ムラとの闘い、原発問題や再生エネルギーについて縦横に発信してほしい。それをできるのは残念ながら飯田さんしかいないもの。

  昨夜はNHK・Eテレ「サイエンスゼロ」で福島4号機の使用済み燃料について取り上げた。使用済み燃料をプールから取り出して、より安全に保管するための模索、実験が地道に続けられていることがわかった。だからといって安心できる状態とはいえなくて、震度7レベルの大地震に本当に耐えられるのか心もとない。不安を煽らないためにも正確な情報、安定化させるための方策を、費用の問題も含めてオープンにして、最善の方法を考えることが、不安とともに注視している世界の人々への礼儀ではないだろうか。

 この前NHKで4号機使用済み燃料について少し触れていたが、夜中の11:30からの番組だった。昨夜も深夜時間帯だが、一番心配な4号機の問題が、大勢の人が見られない時間帯というのは変な話。
  先日友達と「NHKって、ニュース番組と報道特集やNHKスペシャルとの落差が激しいよね」と笑った。普通の人というか、田舎の両親なんかにしても朝と夕の7時、お昼のニュースは見るけど、特集番組までは見ない。だから、みんなが見る時間帯により詳しい正確な情報を発信してもらいたいと思う。

 最近読んだ本でおもしろかったのは「思想地図」―震災以後―、若い人たちの感性が震災を契機に身近に感じられ共感できる。少なくとも団塊の世代より希望がある。
 『古代オリエント史と私』三笠宮崇仁著 直宮でも末子ともなるとのびのびと自由に発言、行動しているな。その立場でしか知りえない情報、判断や考え方は貴重である。最近手術を受けられたようだが、メディアに発言が登場しなくなって久しい。さびしい限りだ。