みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

 アブラムシとの戦い

  秋の気配はするのだが、蒸し暑い日が続く。いつもの農家でまだ土のぬくもりの残る野菜をたくさん買う。蒸ナスを作ろうか。
  夕顔(ヨルガオ)にまたアブラムシがつきはじめた。葉の裏を一枚一枚水で洗い流す。今度天敵のテントウムシを見つけてきて放そう。
  尖閣列島が大変なことになっている。あんな小さな島をめぐって、対立がエスカレートしてお互いに何のメリットがあるのか。日本企業や店に乱暴して愛国のつもりでも、テレビニュース見てる世界の人は呆れ、品のない人たちだと思うだろう。
  近隣の国々とケンカしていたらオリンピック招致は無理でしょう。招致のための費用(血税)はドブに捨てるようなもの。でもメディアは知らんふりしてる。

 お隣のオジサンが救急車で入院したそうだが、病院に空きがなく、かなり離れた病院へ運ばれた。しかも個室しか空いていない。これから団塊の世代が高齢化し、東京は20年後超高齢社会になり、若者は東京から逃げ出すとネットに出ていた。
 そういえば自民党総裁候補の石原伸晃氏が、社会保障生活保護の話題から尊厳死を持ち出したそうで、ネットで盛り上がったようだ。
 これらは言葉尻で過剰反応するべきことではなく、現状の問題、あるべき社会保障の姿をきちんと話し合うべきもの。それにしても石原親子は事実と異なるデーター、乱暴な発言を堂々とするところが似ている。こういう人を知事や総裁に選ぶ側の知性も問われる。
日曜日のテレビ「サンデーモーンング」、河野洋平さんが自民党総裁選の顔ぶれを見て「自民党は前はいろいろな考えの人がいたが、今は右翼ばかりになった」と嘆いていた。河野太郎さんみたいな人が総裁選に出て論戦を張ってほしかったな。その点民主党の代表選は野田総理脱原発政策を現状維持だと批判する候補が並んだ。知性あるリベラルな人が政治家に少ないのはどういうわけか不思議でならない。

 最近読んだ本 『棺一基』大道寺将司全句集 太田出版 あまりに純粋で泣けた。狭い牢獄で1人、ガンの痛みとともに虚空を抱きしめる筆者を時々思い浮かべる。