みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

 ニュース見るのがこわい

 夜6時間半寝たのに、朝食を食べ終えると眠くなる。その合間に父と約束した家の歴史に取りかかるのだが、集中力と記憶力が衰えているから能率が悪い。これではいつ書き終えるのだろう。
 このブログも8月末に書いたきり更新していないではないか、ヤバイ。ところが火曜日はイト−ヨ−カド一の「お魚の日」であることに気づいた。ネットでチラシを見ると、新巻きサケが1本2000円だ。9時開店に合わせ、魚売り場に直行。冷凍ということは寄生虫が死んでいるから、安心して食べられる。一本ぶら下げるとかなりずっしりして重い。売り場のおにいさんが切り分けてくれたのをビニール袋に入れて、レジに持って行く。後ろに来た中年のオバサンが「切り身どのくらいありますか」と話しかけてきた。その後に高年のオバサンがまた同じようなことを聞いていなくなった。ということは魚売り場に引き返したのでしょう。私も立派なオバサンだが、オバサンは、知らない人であろうがなかろうが、話しかけてくる。その点オジサンは会社をやめると女房一筋になるから、おもりする女房も大変である。
 
 家に着いて数えたら5センチくらいの厚さの切り身が15切、それに頭と尾っぽ。2千円は安い。さて格闘の前に一呼吸置いてから、まずマリネにする分を選り分ける。骨と皮を除いて薄切りにするのだが、半解凍状態なので切りやすい。
 レモンがないのに気付いたが、買いに行くのは面倒なのでリンゴ酢を適当に振りかけ玉葱スライスを散らして、全体にニンニクのオリーブ油漬けをかけ、ハチミツ少々加えてみた。次に西京味噌に漬けた分を冷凍する。
 中骨は焼いて、頭と尾っぽを湯がいてから大根、人参、セロリと共に大鍋に水をいれて火にかける。最後にまな板や包丁、布巾を洗い、熱湯消毒したら、午後2時。昼寝タイムだ。20分以内に目覚めたいところだが、目を覚ましたら30分過ぎていた。昼寝が長くなると、すっきりしない。
 鮭汁はだしが効いてなかなかの味。マリネを味見したら、思いのほか美味なので安心。昔の人は鮭を尾っぽから頭まで捨てるところなく利用した。鮭を「神の魚」と呼んで敬まったそうな。朝炊いた栗ごはんと鮭汁を鮭が好きな娘に自転車で届ける。

 夕方7時のニュース。イスラム国とかいう黒ずくめの武装集団が訓練をしている様子が映っていた。今国連本部に首脳が集まり、テロ集団にどう立ち向かうかという会議をしている。空爆に踏み切ったアメリカ、安倍首相が同盟国として踏み込まなければいいがとはらはらする。アメリカは国土が広大で逃げるところがあるからいいが、それでも犠牲者はでる。日本はテロを防ぎようがない。何度でも言うが、狭く脆弱な国土に原発を50基以上抱えているのだ。リニア新幹線も作るって? 社会保障も福祉も自己責任、しかしながらマッチョな男たちが責任を取らないことは、すでに69年前の敗戦に至る経緯とその後を見ればわかる。