みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

 衆議院選まであとわずか

雨天なので部屋でじっくりパソコン入力するつもりだったが、イト−ヨーカドーの「お魚の日」であることに気がついた。
傘をさして歩いて行き、天然ブリの切り身とアラが特売だったので買った。帰ってから半分を塩麹にまぶし、残りの切り身とあらは大根と煮るのに冷凍した。
今日もけっきょく料理と食べることに時間を一番費やした。

図書館の新刊コーナーに『街場の戦争論』があったので借りる。内田樹という人の本を読むのは初めて。書いてあることは過去の戦争や憲法9条集団的自衛権など目新しい問題ではない。しかしその切り取り方、言葉の歯切れの良さが快く、もやがかかっていた「日本がアメリカの従属国」だということもすんなりわかった。
新自由主義とか経済成長戦略とかいわれても、ぴんとこない。「株式会社化する日本」、「国家を株式会社化しようとしている」といわれると、あ、そうかと思う。目からウロコ、でも本を閉じると忘れる。この本文庫化したら買い常に持ち歩こう。
内田氏の書いていることはほとんど同意できるのに、なぜ国会や街の人、隣の人には伝わらないのか。国会の論議は低調で、安倍政権はやりたい放題、新聞やテレビなどの報道が体をなしていない以上、知識人といわれる人々が街に出て、訴えるなり対話を試みるしかないのではないか。
 新聞などでアピールしたって読む人はほんの少数。でも街場で不特定多数と対話や熟議すれば、変化は絶対起きるはず。衆院選挙まであとわずか。安倍自公政権にストップかけるために、脳力低迷の私にできることはなんだろう。