みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

 ものは考えよう

 新年早々友人からのメールに、マル激!ビデオ「小熊英二氏:日本が日本であり続けるための条件」
を聴いて、気が楽になったと書いてあった。閉塞していて、いい社会状況ではないけれど。という彼女は原発デモにまじめに行っていた人。

 前回は小林慶一郎氏:シリーズ経済、危機の本質(1)「破綻を避けるにはこの道しかない」だった。
今でさえ少ない年金でぎりぎりなのに、先行きを考えると気が滅入った。
 
 しかしながら小熊氏はいう「…〈こんな労働環境はおかしい〉〈いくら上司と言ってもこんな命令はない〉〈女に生まれたからってこんなのありなのか〉〈地方に住んでいるからってこんな仕事でこんな生活なのか〉というような疑問は今までは贅沢だと思われてきましたが、ごく当たり前のことだと考えるのは非常に大切です…」 
 たしかに、人権、リベラルという観点から、今までなおざりにされてきたことを気づくチャンスととらえれば、希望は見いだせるかも…という気になった。

 私は今までビデオで視聴していたが、長時間聴くことが難しかった。ところがメールマガジンができたので、こちらにのりかえた。文字で見られるのはありがたい。神保さんのマル激!メールマガジンは地味だが、もっともっと多くの人に読んでいただきたい。