みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

森達也監督「i新聞記者」

12月3日パルコ地下の吉祥寺シネマで映画『i 新聞記者』を観る。ドキュメンタリーだが重苦しくもなく、軽快なテンポで望月衣塑子記者を追っかけていた。

以前の籠池夫妻は、幼稚園で教育勅語を言わせたり、とんでもない人だった。しかし留置場暮らしを経て日本会議や安倍首相と決別した籠池夫妻は失うものもないという、爽やかな表情で生き生きとインタビューに答えていた。

外国人特派員は官邸報道規制、記者クラブ制度の閉鎖性をしきりに訴える。望月記者や、官邸に忖度しない少数の記者、新聞労連の存在も知ることが出来て良かった。しかしその他大勢の記者クラブの記者たちの顔、表情、どんな風に忖度しているのかも見たかった。森達也監督に次回作{後編}を期待しよう。