みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

家庭菜園のすすめ

 

 

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農家の庭先販売所で買った野菜。

ユズは来る12月22日の冬至にお風呂に浮かべる分と鍋や薬味などに使う。農家の庭先のユズは器量が良いとはいえないが、3個百円。この大きさのユズは香りが一段と良い。80才のおじさんが「この小カブは売れないんだ」というから「料理法を知らないのよ。ぬか漬にちょうどよいのだけど」しばしカブの種類と料理方法について情報交換をする。右側の下仁田葱は、お隣からのお裾分け。この葱は甘みがありおいしいが高価なのでめったに買わない。近いうちに友達と鍋をするのでラッキー。

温暖化による災害や食料危機、首都直下地震の備え、日本の経済の行方など世の中は危機的話題で満ちている。ロシアではいつの時代の話か、家庭菜園をする人が増えたため、飢饉のさいに犠牲者が少なかったという記事を読んだことがある。

日本でも庭のある人は家庭菜園を試みていかがだろうか。自分や家族の分なら農薬に頼らずできる。我が鉄筋コンクリート長屋の狭いベランダでも、日当たりだけは良いので、数種類の葉野菜やミニトマトくらいは作っている。自分で作れば農家の大変さがわかるし、種を蒔き、発芽し苗が成長するのを眺めるのは楽しい。小さな幸せはこんなところに転がっている。