みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

コロナウィルスに負けるな 節約レシピ

        miti おばさんの節約レシピ 

                 回目

    鶏手羽先と新じゃがの煮物

 

 生協の直営店で、取れ立ての新じゃがいもが目に入る。皮を剥かずに丸ごと使うのに手頃な大きさ、一袋160円。魚料理が続いたから、手羽元と一緒に煮たい。精肉コーナーに行ったら、手羽先しか残っていないので、國鶏手羽先(国産)1パック372円を買う。

 

材料   鶏手羽先  5個

     新じゃがいも(小玉)500グラム

     こんにゃく小巻  1パック

     長葱または玉葱  一本

     人参       適宜

     砂糖 大さじ2

     醤油大さじ3

     みりん大さじ2 

     水半カップ

 

作り方

1,新じゃがいも(小玉)は皮付きのまま、粗めのスポンジタワシでこする。皮があってこそおいしい新じゃが小玉。洗ったらザルにあげて、水を切る。

2,長ネギは食べやすい長さに、人参は大きめの回し切り。

3,フライパンを熱し、油を敷いて新じゃがいもを入れて、転がしながら焼き色がつくまで炒める。

4,人参、長葱を加えて炒め、いったんボールなどの容器に入れる。

5,フライパンに油を敷き直し、手羽先を両面こんがりと炒めたら、4の材料を加え、あく取りシートを載せ、フタをして中火で10分加熱する。じゃがいもに竹串をさして火の通り具合を見る。保温調理をする場合は、5分くらい煮たら鍋ごと入れる。

 ※保温調理とは、新聞紙、または古くなった毛布やバスタオルなどでくるみ、鍋やフライパンを包んで20分ほど放置する。温度がゆっくり下がるときに味が染みこむ。

戦時中、燃料不足の時にこの方法で乗り切ったそうだ。 

写真は現代の保温器。チャックで開閉し、柄のある鍋もOK。内側にアルミシートがはってある。使わない時はたたんでしまえる。だいぶ前に購入、値段は2千円くらいだった。しっかりした作りでおでんやカレー、シチュー作り、煮物に重宝している。

 

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ところでmiti おばさんは大根や根菜を煮る時に圧力釜を使う。今回の場合は

4、で手羽先に焼き色がついた段階で、材料を全部圧力釜に移し、蒸気が出たら2分で止めて、20分くらいくらい放置する。圧力釜で手羽元や手羽先を煮ると、骨からの身離れがよいという利点がある。また、タイマーをかけるので焦がすこともないし、忙しい人におすすめ。見た目はくたっとしているが、味がしみていておいしかった。

 

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miti おばさんはパソコンの前に座る時間が長いうえに、ベランダで育てている野菜や花などの水やり、手入れもあるので、一日があっという間に過ぎる。一日3食自分で作る時間もバカにならない。

そんな時に、料理研究家の土井善晴氏の提唱する「一汁一菜でよい」を見つけ開眼した。なるほど一皿または一椀にいろんな具材を入れて、一日3食の中で栄養バランスを取ればいいのだ。といっても miti おばさんはデザートを足したり、皿数が増えることもままあるが。

 土井善晴氏の「一汁一菜でよい」は、コマーシャルイズムに流されがちな「食べること」を、本質にかえって考えてみたいという気にさせる。

 

  土井善晴氏の「一汁一菜でよいという提案」https://kokocara.pal-system.co.jp/2016/12/19/ichiju-issai-yoshiharu-doi/