みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

コロナ時代の節約レシピ 薔薇のジャム

miti おばさんの節約レシピ 5回目  

   薔薇のジャム 

 

おどろき桃の木サンショウの木。薔薇のジャム なんてセレブが買うもの。

というイメージがあって、買うことも食べたこともなかった。

それが、ベランダの鉢植えのバラが、挿し木して2年目の今年4月、たくさんの蕾をつけた。

数えたら33個もある。新型コロナ騒ぎをよそに、農薬なし手間いらず、5月から6月はじめにかけて蕾が次々に開花した。

 

写真のバラ、改良されたモダンローズではなく、野生種に近いオールドローズまたはイングリッシュ ローズ系か。しかもジャム作りに向いている薄い 花びら、濃いピンク色にほのかな香り。                                                                       

                                       

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さっそくバラのジャム作りに挑戦。

 お店で売られてる薔薇は観賞用なので農薬がいっぱい必要、間違っても食用にはしないでね

ジャムはよく作るが、私の場合、煮るのに梅酒を使う。

以前は正統派レシピに従って白ワインと砂糖で煮てレモン汁を入れていた。

かなり前に友達から「梅酒で煮ると美味しいよ」と教わってから、今のやり方に変える。

私は下戸でアルコールを飲むと心臓がバクバクする体質。

ジャムを煮るためだけに、毎年梅酒を作る。

梅酒は一回作れば限りなく保存期間が長い。レモンを買う必要もないので、思いついた時にジャムを作れる。

 

ジャム作りは電子レンジで

ホウロウ鍋で煮ると、うっかり焦がして悔しい思いをする。

その点電子レンジだと噴きこぼれしない程度に少しずつ加熱を繰り返して、他の仕事をしながら簡単にできてしまう。

花の女王といわれる薔薇、そのジャムをこんなに簡単に作ってしまっていいのだろうか。

 

材 料

バラの花びら  少量ならば 5個分のバラから。

グラニュー糖  (または砂糖) 目安として花びらの量と同量

梅酒      適宜 (大さじ3杯位)

 

1,花から花びらを取り、さっと水洗いする。

 大きめのどんぶり鉢か耐熱容器に、花びらとグラニュー糖と水を少量入れて電子レンジにかける。

 レンジ用フタをして、噴き出さないよう500ワットで3分チンして放置、他の仕事をしながら、また加熱を繰り返す。

2,花びらが柔らかくなったら、梅酒を入れる。

 ぼんやりした花びらの色が鮮やかなピンク色に変化する。味見してグラニュー糖の量を調整する。

3,レンジフタをはずして加熱し、好みの固さに煮詰めると、濃いピンクのジャムのできあがり。私はプレーンヨーグルトに混ぜて食べるので、柔らかめのジャムに。

自分用なので余ったら、耐熱ガラスの容器に入れ、冷凍保存。

 

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 というわけで新型コロナウィルス自粛ホームスティ期間を、薔薇の花の持つ力に感動しながら、ベランダの植物たちと共に幸せな時間を過ごすことができた。

 余 談

桃や梨、林檎など果物をもらったり買ったりした時、かじった途端期待を裏切られ、がっかりすることありますよね。そんな時もったいないからと我慢して食べたり、捨てたりしないでね。

大きめに切って、砂糖と梅酒と水少々でレンジにかければ、高級なデザートに変身。

その美味しさに驚くはず。ぜひお試しあれ。