みち草

2004年からはてなぶろぐを書いています。このぶろぐでは日常の身辺雑記中心に書きます。

ワクチン予約の不思議

ワクチン接種 1回目

6月3日、近くにある地域センターの体育館で、ファイザー社のコロナ・ワクチン接種一回目を受ける。3年前に原因物質不明のアナフラキシーをやっているので、少し不安があった。

でも注射はチクッとしたけど、痛くなくて無事すんだ。2回目の接種は、予約しなくても自動的に3週間後の同じ時間となっているので、6月下旬にワクチン接種が完了する。

帰宅して何となく身体がだるいので、横になって1時間ほど昼寝したら、元気が戻った。昼食も食欲がありおいしく食べられた。翌日、夜たっぷり睡眠を取ったのに、朝食後眠くなる。ベッドに横になり5時間眠る。少し左腕が上げにくい。

 

予約するまでの道のり

それにしても予約するまで何かと迷いがあった。アナフラキシーの時に、点滴して助けてもらった近所の開業医に、ワクチン接種について相談したら、「受けないという選択肢もある」といわれた。そりゃ医師だって確信が持てないもの、そう言うしかないよね。

年に2回不整脈の専門クリニックで24時間心電図ホルダー検査をしているので、結果を聞きに行く。医師がいつになく真剣な面持ちで、半年前よりも期外収縮回数が増えているという。24時間で3600回も脈が飛んでいるとデーターを見せられた。私自身も脈が飛んで、意識がふっとなることを自覚してはいたが慣れっこになっていた。ワクチン接種について迷っていることを話すと、「やった方がよい」と明快にいわれ、踏ん切りがついた。

 

ワクチン予約取れた

6月になるとシニア枠のワクチン予約と接種はだいぶ進んでいる。遅ればせながら自治体のワクチン接種の申し込みにダッシュする。市の広報で、電話はつながらないから、なるべくラインで友達登録して申し込むことを推奨している。

使い慣れないラインで市役所を友達登録する。予約めざして何度も挑戦したが、すぐ近くにある接種会場は一杯で、遠い会場しかない。何としても近くの会場を取るために、予約に幾日も費やしたがどうにも動かない。

ライン予約はあきらめて、ダメで元々と自分に言い聞かせ、市の電話予約センターに申し込むことにした。予約開始時刻9時に電話をかけると、一回で繋がったので拍子抜けする。落ち着いた声の女性で、接種場所を近くの会場に指定するとOKだった。

「明日の分が空いていますが、何時が良いですか」と聞かれ、9時半を希望した。ラインの予約ではすべてはじかれたのに狐につままれた気分。何よりもネット予約のロボットのような音声と違い、電話ではこちらの気持ちにそって会話しながら、対応してくれたので安心感がある。

[電話はつながらないから、ラインで]という呼びかけが裏目に出て、ラインに申し込みが殺到して予約が取れなかったのだろうか。ラインも電話も会場の空き状況把握は同じと思うが、どういうシステムになっているのだろう。ともかく予約が取れてよかったが、釈然としないものが残った。

 

コロナワクチンどうする?

役所からコロナワクチン予約の案内が来た。前回書いたように、アナフラキシーを経験している身としては、どうしたものかと判断に迷っている。アナフラキシーの原因物質が特定できなかったので、(私自身は感覚的に5月の直射日光を疑っているが)

かかりつけ医が迅速に対応してくださったので、点滴しているうちに症状は治まったが、アナフラキシーの後、不整脈が増えた。ワクチン接種してマスクしなくてもよくなるのならやりたいが、そうなるわけでもなさそう。未知のことなのでそれぞれが実験台の上にいるようなもの。

下旬に24時間心電図ホルダー検査があるので、不整脈の専門医にワクチンの影響について聞いてみよう。

 

コロナ・ワクチンとアナフラキシー

 

生まれて初めてアナフラキシーに・・・

3年前、心身のストレスが腸にきて、周囲から「やつれたんじゃないの」と心配されるほど体重が減っていた。5月の午後2時頃ベランダにいた時に、強烈な日差しが雲の間からさし込み、左目に激しい焼きつくような痛みを感じた。

鏡を見たら両目が充血して腫れ、異変は顔全体、耳穴、鼻、唇、喉と降りてきた。心臓がドキドキして、お腹の辺りも変。これはよく聞くアナフラキシーに違いないと思い、近くのかかりつけ医に電話をした。

医師が点滴の用意をして待っているからといってくれたので、自転車で向かった。看護師から「普通は救急車で来るのに」と笑われたが、救急車よりも自転車の方が早い。5分で着いた。すぐにベッドに横になり点滴を受けていると、腫れが身体からすーっと引いて身体が楽になっていくのが実感できた。

ただ原因物質は食べ物ではないことがわかったが、特定できなかった。大学病院の総合診療科を紹介され、診察の結果、免疫力が低下している時は、黄砂に含まれる化学物質などでもアレルギー反応が出ることがあるといわれた。私にとっては雲をつかむような話で、原因物質はわからないまま。ただ免疫力低下の予兆は前年からあって、ダニに喰われると皮膚に赤いポッチが残ったが、太もも全体が薄いピンク色に腫れるようになった。

しかし当時のことを細かくたどると、アナフラキシーの原因は、5月の午後2時の、あの強烈な太陽光線以外に考えられない。日光過敏症という病気もあるくらいだし。

その頃から比べると、今は自分の腸に合った乳酸菌がわかったせいか、腸の調子が改善し、体重も増えた。3年前よりも免疫力が改善していると思う。

 さて、コロナウィルスのワクチン接種は医療従事者から始まったが、アナフラキシーをやった人は接種しない方がよいとか、副作用の懸念がいわれ、どうしたものかと迷っている。世界中を巻き込んでいるコロナウィルス。変異ウィルスは感染率、重症化率が高いなどといわれるが、今までに経験のないことなので、毎日更新される情報を注視しするしかない。基礎疾患のある高齢者は5月頃から接種する手筈らしいが、私は副作用がどういうものか、事例を見てから決めたいと思う。

 

 

 

歴史探偵 半藤一利氏の訃報

半藤一利さん 12日にお亡くなりになる。 

最近紙面で目にすることがなくなり、ご高齢だし・・・とうっすら覚悟はしていた。安らかな最期であったそうでよかったが、ショックと悲しみが襲った。もっと長生きして歴史探偵を自認する半藤一利さんに、下町育ちのべらんめえ調で、この混迷の時代を語ってほしかった。

 半藤さんはお母さんが茨城県出身で、私の郷里茨城県に縁があった。

15才の中学生(旧制)だった半藤さんは昭和20年3月10日、下町を襲った東京大空襲に遭う。炎の中を命からがら逃げ、母親の出身地である騰波ノ江に疎開する。下妻中学に転校し、学校工場で働くことになる。授業料を払いながら1時間も勉強することなく、ネジなどを作る作業をさせられたそうだ。

ある日親戚のおじさんと小貝川にウナギを獲りに行った半藤少年は、帰り道P51戦闘機2機に襲われる。至近距離で機銃掃射を受け、腰を抜かして動けない半藤少年を見て、戦闘機乗員はニヤリと笑った。その時、東京大空襲で経験した以上の恐怖を覚えたという。

当時、茨城は沖縄に続く米軍上陸の場と目されていた。「茨城も危ない」と言われ、半藤さんは父親の郷里である新潟に疎開していく。

 

半藤さんは旧制下妻中学に半年しか通わなかったにもかかわらず、戦後、下妻第一高等学校創立百十周年記念式典などに、来賓として呼ばれ講演をしている。下妻中学で生徒から鉄拳制裁を受けたことを語り、旧制下妻中学や茨城県人がいかに野蛮であるかを俎上にあげる。それを聴く側もうれしそうに笑っている。父たち三兄弟がその野蛮な旧制下妻中学出身で、その講演記録を読む私も頬がほころんでしまう。

コロナ禍明けしたら、半藤一利さんがウナギを獲りに歩いた下妻在の小貝川の土手を歩いてみたい。その時ウナギが捕れたのか、場所はどの辺か聞けなかったのが残念でならない。小貝川から利根川、鬼怒川辺りは、中世まで遡れば平将門が馬で駆け抜け暴れ廻った場所である。万葉集に何度も詠まれている筑波の歌垣(かがい)に続く場所でもあったろう。

縄文時代から中世、江戸時代から昭和、平成と連なる歴史を幾層にも刻んだ地面がまだ残っているはずだ。郷土の歴史の探索に出かけたいという気持ちはつのるばかり。

新型コロナよ、世界制覇はいい加減おしまいにしてどうぞお休みくだされ。

 

Mitiおばさん 国勢調査員に応募する  

 国勢調査員 募集してる

夏ごろ「国勢調査 調査員募集、平均報酬約7万円」という広報の記事に目が止まる。コロナウィルスの影響で、調査員の辞退が相つぎ、なり手がいないらしく、何度か募集をかけている。

国民年金に少し厚生年金が載っかった程度の年金で暮らす私。事務能力に欠けるけど、できるかな。困った時に相談できるよう、友達を誘い調査員に応募した。面接もなく書類手続きだけで採用の通知が届く。

 9月下旬、国勢調査員の説明会が開かれた。会場に定刻前に着くと、説明会場の隅で、職員たちが「調査員七つ道具」の袋詰め作業に追われている。役所内は予期しないコロナウィルス禍関連の仕事が増えてか大忙しの様子。この七つ道具の中には筆記用鉛筆の他、ライト付きのホィッスルなど便利なものが入っていた。検温機でピッピツと額の体温を測られ、私は一番前の席に座る。

市役所の若い男性職員2人が着席し、分厚い国勢調査のテキストを読みながら説明する。ひたすら早口で読み、2時間枠なのに1時間半で終わる。残りの時間で質問を受けるのかと思ったらそれもなし。

友達は別の日の説明会に出たが、質問は受けないといわれたと不満の口ぶりだった。もっともテキストを通しで読まれても、未経験者は何を質問してよいかさえわからない。経験を積んだ年配の職員から国勢調査のキモ、ここに注意しろというアドバイスが欲しかった。

テキストの他にDVDもあるので、何とかなるだろう。「調査員七つ道具」とテキストの入った袋を下げて帰る。しかし数日後に、これが甘い考えであることがわかった。自宅に大きなダンボール箱に、ぎっしり詰まった調査用紙及び関係書類が届く。私の受け持ち区域は集合住宅三棟分で130数世帯ある。

区画のおおまかな図と建物は外枠だけの白地図、居住者の名前はない。配布する調査用紙の入った大きな封筒も宛先の名前がない。まずは世帯主名と家族数4名以上は調査用紙を追加しなければならないので、その二点を把握しなければならない。

頼みのDVDを再生すると、テキストをなぞってあるだけで、こちらの知りたいことを教えてくれるわけではない。しかも説明のバックに流れる音楽がやたら大きくて、言葉がよく聞き取れない。私の耳が悪いせいかとパソコン・サポートの人に聴いてもらったが、「これはひどい」「でしょう? 総務省が発注したDVDですよ」。

全国の国勢調査員約70万人に配られたDVD、どういう会社が制作し、どの位の金額で発注したのか知りたいものだ。

 

国勢調査員スタート 数ヶ月の特別公務員! 

国勢調査員という腕章を腕にはめ、写真入りの調査員証を首から下げる。総務省の高市大臣から届いた辞令には、身分は特別公務員となっている。

国勢調査と名入りの袋を肩に、いざ出発。古い住居者名簿を手に、集合住宅のドアの上にある表札をチェック。表札に名前を出していない人が多いので、世帯主名を聞こうとするが、不在または居留守が多い。ドアをノックして国勢調査員です。と名のっても、個人情報に敏感なご時世、そう簡単にドアを開けてくれない。だんだん自分の顔がこわばってくるのがわかり、すごすごと自宅に戻る日が続く。

 残暑の残る午後ドアをノックし、「国勢調査員です」と名のると、さっとドアが開いた。開けてくれたのは、上半身裸の50代くらいの男性。後ろ向きになった拍子に、肩から腕に広がる入れ墨が目に入る。一瞬ドキッとしたが、世帯主名と家族数を聞くと、きちんと答えてくださった。調査用紙一式を手渡し、インターネットで回答するか、郵送で送ってくださいと伝える。

昔よく観た任侠映画の高倉健さんの入れ墨は撮影用に描いたものだが、あの男性の見事な入れ墨は彫ったものだろうか。男性で国勢調査員にスムーズに応対してくれる人は稀だ。任侠映画の主人公の潔さと重ね合わせ、さわやかな印象が残った。

別の棟で私は、最初に配る調査用紙の入った大きな袋を隣室の方の分と間違えて渡してしまった。すぐに気がついてくださって、呼び止められた。ひらに謝って交換してもらったが、その年配の男性から「あなたみたいな人は調査員をする資格がない。やめた方がいい」と、大声で叱られた。「申し分けありません」と謝っても怒りはなかなか治らない。この仕事を安易に受けたことを後悔した。

 その後数日間気持ちがへこみ、不整脈は出るし、外に出る気にならなかった。後に調査用紙の入った大きな袋のわきに、鉛筆書きで名前を記入しておくと、間違え防止に役立つことを知る。「国勢調査説明会」で、これを強調して頭にインプットしてくれたら間違いも防げ、効率的に進んだものを。

 知人らに聞いたところ、自治体によっては郵便受けに調査用紙が投函されていて、調査員とインターホンで話すことも、顔をあわせることもなく、郵送して終わりというところもあるようだ。

今年度の国勢調査はコロナウィルス感染防止のため、対面は避けてインターホンで話し、ネット回答か、できるだけ郵送を勧めるよう指示されている。しかし・・・。

私の担当地域は一人暮らし高齢者が多い。70.80代が多く住み、耳、目、手足が不自由になっている人が少なくない。指に力が入らない人、手が震えて書けない人もいる。ドア越しにインターホンでやりとりしていては仕事にならない。

国勢調査の回答締め切りが近づき、催促のチラシを入れても未回収のままの世帯を訪問する。ドアを開けてもらうと、乱雑に物や書類が積み重なり、足の踏み場もない。その一人暮らし高齢男性はマスクなしで、手にしているのは調査用紙の大きな外袋。かんじんの調査回答用紙はどこにいったかわからないし、探しようもない。

ドアを開け放ち、入り口たたきに立ち、手持ちの予備の調査用紙に、一つ一つ聴き取りしながら代筆し、相手の了解を得て目の前で封筒に入れて封をし、郵便ポストに投函する。

国勢調査も終盤に 

国勢調査の回収率が低いということで、国勢調査の意義や、調査員の苦労が報道されたせいか、「ご苦労さまです」とねぎらいの言葉をかけられることが増えた気がする。

何回訪問しても、会えずに回収できなかったケースもあったが、締め切り日には調査結果の報告書と必要書類をまとめて役所の担当所管まで届けなくてはならない。調査拒否や居留守を通す人は、最終的に役所職員が対応するそうだ。

10月下旬、調査報告書を役所に提出する日がやってきた。おそるおそる女性の担当者と机に向かい合って座る。報告書を並べ、チェックが始まる。不備なところを指摘され直す。

調査項目と内容を目で追いながら「よくここまでやってくださいましたね。大変だったでしょう。助かります」といわれる。思いがけない言葉にぽかんとし、同時に気が抜けた。

そこまでやることはなかったのか。会えない人には朝夕時間帯を変えて何度も訪問し、手が震えて書けないという高齢者の代筆もした。

友達など、若い人の多いマンション担当だったので、夜討ち朝駆けで訪問し、個人情報云々と論争をふっかけられながらもめげずにやり通した。

 11月下旬に国勢調査員としての報酬77,700円が口座に振り込まれる。友達から「あなたが誘って下さったおかげで77,000円もらえたわ。ありがとう」とお礼をいわれる。私も彼女にグチを聞いてもらい助けられた。大変なこともあったが、終わって見れば、いろいろな人に会え、世の中の勉強ができてよかった。

 ※ 5年後の国勢調査はいかに?

報道によると2020年度の国勢調査まとめでは、国勢調査にかかる総費用は650億円とか。そのほとんどは国勢調査員の費用だそうだ。5年後の国勢調査時は、個人情報の取り扱い上、今のような国勢調査員を使った調査のやり方ができるのか。

マイナンバー制度や全国民への一律10万円給付などにより、各自治体には住民の個人情報が今までになく集まっているはず。AIを駆使し個人情報を役所全体で共有すれば、これほどの費用をかけずに国勢調査ができるのではないかと思う。

 

 冬の乾燥期に 加湿対策グッズ

電気を使わない加湿器

 

 ミスティガーデン2nd           

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喉などが乾燥するとコロナウィルスに感染しやすいといわれる。

ケアマネージャーをしていた時、訪問看護ステーションの管理者に、「高齢者に加湿器は絶対薦めないで」といわれたことがある。高齢者は免疫力が低下するため、肺炎になり重症化しやすい。加湿器よりも洗濯物をぶら下げたほうがよいという。

加湿器の掃除はけっこう忘れがち。浴槽でも加湿器でも内部がヌルヌルしてしまうのはレジオネラ菌によるもの。温泉で死者が出たことがあった。

掃除がしやすく、インテリアとしても癒やされるポリエステル紙製のおしゃれな加湿グッズ、「ミスティガーデン2nd」を購入し使っている。次の年からはフィルターのみ購入すればよい。器に切り抜かれた紙を差し込み、水を張るだけ。電気は使わず、掃除といっても受け皿と紙を洗うだけなので、簡単。アートなデザインに癒やされる。

これで6畳間の湿度が60パーセントを超える。ドライアイがあるので、右側の小さい方はパソコンわきに置いている。どちらもたたんで持ち運びができる。ちょっとした集まりに持参し、テーブルの中央に置くと歓迎され好評だ。

 

 

題「#買って良かった2020

感染予防 手作りグッズ 

 

  食事しながらお喋りできる 

  簡単すぎるフェースシールド

 

新型コロナウィルスは、今や家庭内にも感染が広がりはじめた。

大きな屋敷ならともかく、狭い家に住む庶民にとっては逃げ場がない。まず家族で食卓を囲む時、どうしていますか。

政府コロナ分科会の尾身会長が、マスクの片方を外して食べ物を一口ごくんといれ、またマスクをして口をもぐもぐゴクン という食事作法をテレビで公開していた。 それやってる人いますか?

尾身会長ご自身がそれ続けてるとしたら尊敬しちゃいますけどね。

 

一人暮らしの私は、月に一度くらい友達を招いてお喋りをすることがある。専門家が推奨する基本的な予防策、歯磨きと口腔内の清潔を心がけ、手洗い、うがい、人との距離を取り、部屋の換気を行う。

 

 問題は飲んだり食べたりする時

コロナウィルスは唾液の飛沫によるエアルゾル感染があぶないといわれる。外食の店ではカウンターの前と横に、透明の間仕切りを置いて予防しているが、家で会食をするときはどうしたらよいだろう。

 4月頃だったか、緊急事態宣言が出てマスク不足が深刻になった頃、ツィッター画面に英語圏からフェースシールドの型紙が流れてきた。その型紙を参考にして、食事もできるフェースシードルを作ることにした。

フェースシールドの裾の部分に余裕を持たせ、かぶったまま下から飲み物や食べ物を口に入れて、食事をしたりおしゃべりができる。

尾身会長のマスク片方外して口に入れてもぐもぐより、ずっと簡単だ。それに驚くほど安価にできる。 たくさん作って災害用にも備えたい。

 

材 料 

① 張りのある透明な長方形の袋クリアパック(ポリプロピリン 30ミクロン 縦310ミリ 横40ミリ)

ホームセンターに100枚千円ほどで売っている。つまり一枚10円位でできちゃうってこと。

もう少し厚みがあると丈夫でよいと思う。製造元(FRONTIER℡ 06-6264-6500)に問い合わせたら手に入るかも。

②好みのリボンテープと接着テープ 百均で買える

 

用意するもの 

ハサミ

作り方

頭の大きさにあわせて、写真を参考に、透明の袋をハサミでカットする。右側リボンのついた方は頭の後ろになるので、切り開く。リボンをつけるのは最後。左側上部は頭の上になるので、頭の大きさに合わせてカット。最初は小さめに切り取り、被ってから調整するとよい。

右側上部頭の後ろを丸くカットする。シールドの裾下から飲み食いします。

(左側が顔正面)

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間仕切り

用意する物

食卓の中央に透明のプラスチック製板を置き、家にある縦長のブックスタンド4個ではさむだけ。

透明の板はホームセンターで購入、アクリサンデー(株)という会社の製品で千数百円位。燃焼性と記されているので、卓上コンロとか火を使う時は注意が必要。

 家庭で対面で食事をする際は、間仕切りを立て、対角線に座り、このフェースシードルをつける。この間仕切りは必要ないときはすぐ仕舞え、場所をとらないのが利点。

 

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加湿対策 冬の乾燥期を前に

喉などが乾燥するとコロナウィルスに感染しやすいといわれる。

加湿器は掃除をサボるとレジオネラ菌をばらまくことになるので、

注意が必要だ。ケアマネージャーをしていた時、訪問看護ステーションの管理者に、「高齢者に加湿器は絶対薦めないで」といわれたことがある。高齢者は免疫力が低下するため、肺炎になり重症化しやすい。加湿器よりも洗濯物をぶら下げたほうがよいといっていた。

加湿器の掃除はけっこう忘れがち。浴槽でも加湿器でもヌルヌルしてしまうのはレジオネラ菌によるもの。温泉で死者が出たことがあった。

私は数年前から、ポリエステル紙製のおしゃれな加湿グッズ、「ミスティガーデン2nd」を購入し使っている。一度受け皿を買えば、交換フィルターのみ購入。器に切り抜かれた紙を差し込むだけ。電気は使わず、掃除といっても受け皿と紙を洗うだけなので、簡単。アートなデザインに癒やされる。

これで6畳間の湿度が60パーセントを超える。ドライアイがあるので、小さい方はパソコンわきに置いている。

 ミスティガーデン2nd              

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自己責任といわれても

韓国、台湾、ニュージーランド、中国など、早期からPCR検査を国民にひんぱんに行い、感染を封じ込めた国もある。わが日本国ではPCR検査も金持ちか有名人でないと簡単に受けられない。いつからか何でも自己責任といわれ、庶民はGoToトラベルも縁がなく、不自由な自粛生活を耐えている。しかしながら無症状感染者が自覚しないまま感染を広げているわけで、これは国が責任を持って対策すべきことではないか。

それでも楽しみは身近なところにある。親しい友人と家で手料理を食べながらのお喋り、知恵を絞ればコロナ時代ならではの楽しみ方が見つかるかもしれない。